表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/73

開戦前

帝国軍が、食料や武器を準備しているという事は、王国の諜報部隊により、王の耳に入る。


「戦の準備をせよ。」

王の苦々しい顔と共にその命令を宰相は受けた。

その日から鍛冶屋は槍や剣を増産する。

国中から余剰食料を買い上げ、保存食を作る。

そして、



「志願兵の募集かぁ。」

ギルドに集まった冒険者達は、1枚の依頼書に溜息をつく。

冒険者は、基本的に人相手の商売では無い。

もちろん、護衛依頼などには、盗賊からの護衛も含まれるが、基本は人以外である。

だが、戦争は人と人との殺し合い。

できればやりたくない。

だが、戦争に負ければ、今の暮らしは保証されない。帝国に支配されて税率を上げられるのは、ほぼ確定だ。戦争の出費を、ぶんどった領地から取り戻すため、だいたい占領された地域は税が上がるのが、この世界の常識なのだから。


そうこうしている間に、帝国の国境沿いの町に、帝国軍が集結しつつあると、城に報告が入る。

王は、王国騎士団と、王国軍、貴族領軍、そして志願兵を国境沿いの村へ派遣するよう、命令をした。

志願兵には、職にあぶれた一般国民が半数以上だが、国を守りたい冒険者も、数多く居る。

その中に、とあるラーメン屋店主の姿があった。




さて、どうなることやら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] なんやら欲望と愛国心に職を求めた激しいバトル・・・ならない要因の悪玉が約一名参戦ですかw [気になる点] まさか 戦地で屋台ラーメン屋をする気じゃ無いよね?作者殿・・・ね? [一言] …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ