表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/73

初老の男

お久しぶりです。

待ってた人って、いるのだろうか?

紅蓮の牙壊滅


この情報は、すぐに拡散した。

どこの誰がやったのか?いや、個人では無いだろう。敵対組織との戦争だったとか、騎士団との戦闘だとか、色々な噂が広がったのだが、とある店で、とある場面を見ていた客達から、とある話が広まるのに、これまた時間はかからなかった。




あれ以降チンピラみたいな客は来なくなった。

少し前までは、従業員を口説いたり、態度の悪い客もいたのだが、最近全くいない。

なんか前まで態度の悪かった人が、ラーメンを食べる事だけに集中し、食べたらすぐに帰るのだ。

まあ、客の回転が良くなったと思うことにした。


が、ある日、強者の雰囲気を纏う初老の男性が、店に来た。

注文はラーメン。カウンターに座って、ずっとこっちを見てる。

ラーメンを食べてる時は、ラーメンしか見ていなかったが、食べ終わってからは、またこっちを見ているのだ。

「噂通り只者では無いな…」

そう呟いて帰ったのだが、次の休みの日、オークを狩りに出かけた森の中で、森には似つかわしく無い集団と、それを率いると思わしき初老の男が、全身鎧を身につけて、俺の前に現れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ