表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/73

日替わり定食

町外れの家を出て、王都を歩く。

このあたりは、インストールのおかげで、迷う事はない。

一軒の食堂に入る。

「いらっしゃい!何にしますか?」

テーブルに着くと、人族の娘が注文を取りに来る。

「今日のオススメは?」

娘に聞くと、

「日替わり定食か、オーク肉のシチューセットかな。」

「日替わり定食は内容は?」

「オークのソテーと、黒パンとスープだよ。」

「じゃあ日替わり定食を。」

「はい、銅貨8枚ね。」

言われて銅貨を渡す。この世界食堂は、前金制だ。

渡すと水を置いていった。水が置いてある客は、注文済みと分かるようにしてあるのだろう。

これは採用しよう。

しばらく待つと娘が定食を持ってきてくれた。

木の器に野菜が細切れに入ったスープ。

木の皿に、黒パン2つ。

鉄の皿に肉が二枚。五ミリほどの厚さで、飾り気は無い。添え物がないのだ。

匂いは、豚の塩焼きっぽいな。

先ずはスープから。

人参の様な物と、キャベツの様なものが入っていて、味は、塩とおそらく鳥ガラ。ほんのりハーブの香りがする。

味はそこそこ。

次に黒パン。

想像どうりの、黒糖が少しだけ使われた、ほんのり甘いかな?程度の甘みがある。しかし固いな。

次にメインのオーク肉だ。

味は、まんま豚だ。塩とニンニクで味付けされてる。

不味くはないが、素晴らしく美味い訳ではない。これがこの世界で一般的なのだろうか?まあ、一軒では解らないなと、とりあえず全て食べる。


道具や器を下見しないとと思い、王都の商店街に向け歩くことにした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ