簡単なステータス
そういや俺の名前は?
疑問に思う。
こう言うときは大体ステータス画面を見るんだよね。
「ステータス!」
声にすると、頭の中に画面が出てくる。
名前は、キルヒアイス。
どこだかの英雄伝に出てくる名前だなと、思う。
種族はエルフ。男、年は、100歳。
使える魔法は、火、水、風、土。
スキルは、超味覚。
これは食べたら、食材が、体に対する効果や、栄養などが分かるらしい。
それに、狩りをするスキルも有った。
食材を自分で調達できるなら、スープ作るときに便利そうだ。
有ったスキルは、弓矢、槍、ナイフ。
ナイフは、獲物を解体する時に便利そうだ。女神グッジョブ!
あとは鑑定のスキルがあった。
部屋の机の上に、着替えと道具が置いてある。弓と矢。見た目普通だな。
槍もありがちなヤツだ。
ナイフは、すごく綺麗でよく切れそう。
あとリュック。
リュックを持って鑑定してみると、
マジックリュック
あらゆる物を収容でき、収納した物は腐らず時が止まったままになる。
ただし生き物は収納できない。
容量は、無限。
よくあるパターンだなと思う。
そういや店の開店資金や土地はどうなったんだろう?
リュックの中を探ると、かなりの大金が。白金貨まであるじゃん。これで買えってことだな。ただ、ラーメン屋鉄板の寸胴やらの道具が無い。
これも買わないとだな。
「先ずは市場調査だな。」
この世界の人たちの味覚や、金銭感覚を調査しないと、スープの味が決められない。
それに、食材がどれだけ有るかも分からないし。
太陽は真上。昼飯がてら出かけよう。