看板娘現る
店で細かいセッティングをしながらすごしている。
先ずはテーブルに番号をセットしていく。4人掛けが3つに、6人掛けが4つの7テーブル。1番から7番だ。
冒険者パーティーは、4人が多い。
前衛2人に後衛1人と回復役1人だ。
それにプラスして斥候や魔術士が入ったりして6人でパーティーというのも多い。
次にカウンター席だが、カウンターテーブルがL字型になっていて、縦7人、横7人の計14人が座れるようにしてある。
8番から21番とする。
メニューはとりあえず、オーク骨ラーメンと、炒飯、オーク肉の生姜焼き、コカトリス唐揚げ。この辺で定食メニューを構成する事にする。
のんびり準備してたら、扉をノックする音がした。
まだ開店してないのに、誰だろうとかと、扉を開けると、そこに1人の猫耳が!
「あの、扉の貼り紙を見たんですが、雇ってもらえませんか?」
うおー!猫耳ウエイトレスとか、マジかっ!
と、叫びたくなるのを、グッと我慢して、冷静を装う。
「どうぞ中でお話ししましょう。」
そう言って猫耳を店の中に招き入れる。
見た目、非常に可愛い。
黒の髪の毛の上に飛び出た猫耳、年は17歳くらいだろうか。
細身の160センチ程の身長に、かなりのボリュームの2つの脹らみ。
黒く艶のある尻尾!
即採用と言いたいのを我慢して、何故働きたいのか聞かなければ!
「私は朝から昼過ぎまで、病弱な母の手伝いをしているので、普通の商店などでは働けず、かといって夜働くのは酒場か、いかがわしい店しかないし、そういう所は嫌で、そんな時この店の貼り紙を見て。」
なかなか身持ちの固そうな子だ、少し前まで、商店で働いていたらしく、計算などは出来るらしい。母親が病気になり、店を辞めざるを得なかったようだ。
弟や妹の世話を見つつ、母親を手伝いながら、父親が仕事から帰ってくるのを待っているが、生活費が厳しいらしい。
名前は、リーニャという。
可愛いし看板娘には充分であろう。
猫耳好きですか?




