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第五十一話 依頼

今回はパパっと書けました。スランプが解消されたら執筆速度がかなり伸びた…!まあ、長くは続かないかもしれませんが。

明人を連れ戻して、三人でくだらない話をしながら冒険者ギルドまで戻ってくると先程までと打ってかわって大分人がいなくなっていた。依頼の掲示板を眺めるとまばらではあるが残っていた。


「コーキ!こっちこっち。」


ソルの声がした方向を見ると、地下フロアにある酒場への階段にソルはいた。どうやら座って話を決めるみたいだ。


俺たちを呼んだ後、すぐ階段を降りていったので後に続くように俺らも降りた。


そして降りた先は、エントランスよりは狭いが十分な広さのある酒場だった。だがまだ昼間ということもありほとんど人がいなく、飯を食べたりしているものが大半だ。


「意外と早かったね♪ミント大丈夫だった?」


「ああ、元気だよ♪マイハニー。それでその机の上に散らばってるのが受けた依頼?」


入口から少し行ったところの六人席にヒイロ達が座っていたので俺達も座る。


「ええ、そうよ。Fランクだけあって簡単なのばかりだけどね。とりあえずばっと見て頂戴。」


俺たちが見やすいようにヒイロは依頼紙の向きを反転した。さっきまで逆側だった文字が読めるようになった。…前から思ってたがこの国の文字は地球とは全然違うのに読めるようになってるのは不気味な気もするがこっちとしちゃありがたいな。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・石切場からの資材運搬

[ランク]F2

[条件]力仕事が出来る者

[報酬]銀貨3枚

[依頼者]ウィル・ジャイラー

<見習いどもが全員腰を痛めたんで、手が空いてる力がある奴を求む。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・荒れ果てた庭の草抜き

[ランク]F2

[条件]根気がある者

[報酬]銅貨80枚

[依頼者]ヴァネル・フィノー

<王都の隅に建てた別邸が気づけば荒れ放題になっとった。誰でも良いから手伝ってくれ。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・新メニューの試食

[ランク]F

[条件]女の子限定

[報酬]銀貨3枚

[依頼者]ノエル・リトルリバー

<今度、軽食としてケーキやクッキーを出すことにしたんだけど他ではない味付けにしたから誰か試食してくれないかしら?>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・王城前の清掃

[ランク]F

[条件]特になし

[報酬]銅貨50枚

[依頼者]王国騎士団長ジキ・ドルチェ

<久々に王都に帰ってきたらな~お城の真ん前がきっっったないねん。出来れば10人くらい来てくれれば助かるで~。時間は指定せえへんけど早めに頼むわ。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・薬草の採取と護衛

[ランク]F3

[条件]身軽な人

[報酬]銀貨2枚と回復薬5個

[依頼者]フィズ・パーセル

<王都で薬師見習いをしてる者ですが…お師匠様に薬草を採ってくるよう命じられ一人では外に行けないので護衛お願いします。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・模擬試合の申し込み

[ランク]F

[条件]なし

[報酬]銅貨20枚

[依頼者]ペペ・ランティー

<代金は試合前に前払いします。自分の修行の成果を試したいので、お手合わせ願います。…仮に僕に勝てたらすぐ帰ってもらって構いません。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


・子供達の子守り

[ランク]F2

[条件]笑顔が素敵な方

[報酬]銀貨1枚

[依頼者]イヴェット孤児院

<夕方からどうしても出なければいけない用事があるので優しい方お願いします。多少遅れても年長の子に言ってもらえれば平気です。>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


この石切場の仕事、どう考えても俺用だろ。ただ資材を運ぶだけなら楽勝だな。


「よし、俺はお前らの思惑通り資材運搬の依頼を受けるぜ。」


「そうだな…俺は護衛でも受けるかな?」


「てかさコレ七枚ない?」


明人の言葉で気づいたが確かに七枚ある。ヒイロたちも今気づいたようで少し慌てている。


「あら、どうしましょう…。今さらキャンセルするわけにはいかないのに…。」


「大丈夫だよ♪ヒイロ。俺がこの模擬試合と孤児院の依頼を受けるからさ?ぱぱっと試合相手倒して孤児達をこの素敵な笑顔で翻弄してくるよ♪」


「さすが私のミントね♪なら私は試食でも行こうかしらね?」


ラヴィはソルの方を向きながらニヤついて言うが、ソルの反応は特に変わりない。むしろほっとしたような表情にも見える。


「んー?いいよ。べつに。わたしは清掃を受けよっかな。」


「じゃあ残った草抜きは私が行くわね。本当に助かったわミント。ありがとね。」


「どういたしまして~。そんじゃハードスケジュールだから俺はさっさと行くよ♪」


依頼を分担し終えると階段を昇って依頼へと行った明人。


「俺達も行こうぜ?」


明人に負ける?わけにもいかねえから俺達もすぐ酒場の階段を昇ってギルドを出た。そこからは別々に行動した。



****


「ここいらに工房があるはずなんだが…?ここらはもう街門を出るぞ?」


ギルドから出て皆と別れた後は、依頼主の工房へと向かって歩いていた。流石異世界?なのか石切場とは時代を感じる。


「おい、そこの新人くん。どうした?道に迷ったか?」


「あー?聞きたいことがあるんだがジャイラー工房って何処にあるんだ?」


「ああ、ジャイラーさんとこの依頼か。あの人は効率を良くするために採石場…石切場とも言うけどそこと工房がかなり近いんだ。つまりこの北門を出て真っ直ぐ行ったところに看板があるだろ?その脇の道が入口さ。」


北門について彷徨いていたら不信に思った騎士に話しかけられ、工房への道を聞くとすぐ教えてくれた。門を出るって…よく魔物に襲われないもんだ。


言われた通り脇道に入ってしばらくいくと広場に出た。何か日本でも見たことのあるような大規模な大穴が空いていた。


「おい!そこの餓鬼!関係者以外立ち入り禁止だ。それとも見学か?今日はガイドの日じゃなかったはずだが…?」


「いや違う。ギルドから資材運搬の依頼を受けた者だ。」


「そういや、兄貴が来るって言ってたな?ならこっちだ。ついてこい。」


しばらく眺めてたら怒鳴られたんで後ろを向くと

誰もいない…と思ったらちっこいのがいた。リトル爺が。なんだっけなゲームとかでよくいるドワーフってやつか?


半ば失礼なことを考えながら綱貴は、ドワーフに付いていくと建物があった。全て石で積まれた倉庫とそれにつながる平屋があった。


「やわな新米どものせいで作業がかなり遅れてる。兄貴は他の職人と共に石の加工をしてる途中なんでどんどん作らなきゃいけねえ。そこでだ俺とお前がそこの倉庫にどんどん石材を運び入れるってわけだ。おっと紹介が遅れたな。俺はシーズ・ジャイラー、ウィルの弟だ。先に運んでいてくれ。ちょっくら報告に行ってくる。」


シーズが指差した方向には、大量に積まれたブロックがあり、大半が白かった。奥の方には赤い色のブロックも少ないながらも積まれていた。



「ここまで運んだのなら最後まで行けよ…。いや?ここで例の新人達がぶっ倒れたのか?」


側には台車があり、いっぺんに運ぶことも出来そうだ。試しに一つブロックを抱えてみると、予想よりも軽かったがそれでも大きさ的に一つしかもてない。


なので台車に積んで運ぶことにした。台車の上には4つずつ運べそうで倉庫を7、8回往復すれば粗方終わるだろう。


「くっっ!重いな…。」


最初に動くとき力が必要だったがそれ以降は、楽に運べ、倉庫に入ると台車からブロックをおろした。


「おー!はかどってるな。言われなくても台車を使うとは上出来だ。その調子で頼む。俺は奥の焔晶石を運ぶのでな。」


「えんしょーせき?何だそれ?」


「高級な資材だと思ってもらえばいい。用途は魔法研究所の実験室とかに使われる。炎が無効になるから実験するには好都合って訳だ。」


おー、すげえな。それじゃ国にとってはここも重要な場所なのか?


少し感動しながらまた先程の積まれたブロックへと戻り台車にブロックを積んで倉庫に運ぶ作業に戻った。何回か往復してるとさすがに少し腕が張ってきたりしたが、気合いをこめて運んだら白いブロックは全て運び終えた。空を見てみると日が暮れ始めていた。


「シーズさん?運び終えたぜ。って大丈夫か!?凄い汗じゃねえか!」


「…何とか4こ運んだが、かなりきつい。焔晶石は持った対象に火属性の魔力が流れ込む。だから魔力を籠めるか数人で運ぶなどしないと行けないんだが、一人じゃやはりきつい。台車で運んだとしても台車の方がすぐにダメになるから全て手作業だ。」


倉庫に最後のブロックを運び終えて、シーズの元へ行くと地面に倒れこんで脱水症状を起こしているシーズの姿があった。


「とにかくそんな具合じゃ命に関わるぜ?俺の勝手な判断だが工房にあんたを入れる。」


倒れているシーズを背負って、平屋の扉を開けて突如入ってきた綱貴に驚く職人達を余所に空いてる簡易ベッドにシーズを寝かせた。


ふと何か殺気を感じて後ろに跳ぶと、綱貴がいた位置が大きく削れた。何か衝撃波が飛んできたようだ。


「弟を助けたのは感謝する。だがここに勝手に入ってきたのはいただけねえな。まあ、弟に免じてチャラにしてやる。」


「こっちこそすまねえな。依頼は失敗か?」


「それとコレは関係ねえ。ほら貸せ。依頼紙に判を押すからな。」


依頼票を手渡すと、机の上に一度置かれて辺りの散らかってる中から判子を出すと依頼紙に押した。


「ほらよ。…これで依頼完了だ。」


「どうも。んじゃ悪かったな。勝手に入って。」


ポケットに手を入れて平屋を出ると、すぐピシャッと音がしたんで後ろを振り向くとドアが閉まっていた。どうやら予想以上に工房に勝手に入られたのが不満だったようだ。苛つく綱貴だったが早くしないと門が閉まるので急いで帰ることにした。





テレビで石工職人の特集?みたいのを観て石工の話を出しました。詳しくは調べてませんがwikipediaを見ながら執筆しました!全員分、個別で出しますから6話ですかね。


Q.キャラのステータスの能力値ってどーいう風に決めてんの?



A.あらかじめ大体の上げる数値を決めます。

そこからはDiceForTRPGというアプリを使って何上げるか振ります。


例えば、30から70上昇させるとして1から29が出たらやり直して30以上が出たら上昇。


え?分かりにくい?

自分も説明下手だと思ってます。

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