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第三十七話 聖女

近日といいながら…大分、投稿が遅れてしまいました。…でも、そのぶん誤字とかないように気をつけているので勘弁して下さい(-_-;)


もしも、どこか至らぬ点がありましたら指摘して頂けると感謝します。…

今、俺は愛しの彼女と仲睦まじく談笑していたのだけれど突然、神殿の奥の扉が開いて…中から神々しい格好をした女性達が出てきた♪…やべぇ…清楚な感じがしてて、つい見とれちゃうよ~。


「…ミント?いつまで見てるの?あーいう服が好きなら…いくらでも着てあげるのに♪…寂しいなぁ~。」


「…大丈夫。俺はラヴィ一筋だから!…でも、可愛い女の子がいたらガン見しちゃうのが男の性なんだ!ラヴィはそんな男でも好きでいてくれる?」


「好き…。あ、無理♪」


「え!?」


やっぱり女の子は、自分だけを見てくれる人がいいのかな…?でも、多分綱貴だって巨乳がいたらガン見すると思うし…。あいつの好きなアニメキャラぜんぶ巨乳だったの俺、知ってんもん♪…あいつは否定してるけどね~。


「好きって言うより…愛してる…みたいな♪」


「…俺もだよ♪」


…吐きたくなるほど甘々な雰囲気を出してるバカップルがいちゃついている間にも、先程の女性等が避難民達に色々と指示を出していたのであった。


「皆さん、静粛にして下さい!今から、今後のことについて話をします!……そこのお二方!空気をお読みになってください!!」


周りが静かになっているのに関わらず、未だにイチャついている明人とラヴィに対して修道女から叱責の声がとんだ。


「サーセンした~。」


「ごめんなさ~い♪」


「てめぇら、真面目にやりやがれよ!」


人を舐め腐った態度をとる二人に対して、ソルとヒイロを寝かしつけた綱貴がキレ気味に二人を怒鳴り…綱貴もまた叱責を喰らった。


「…少々、話が途切れましたが、再開しましょう。まず、神殿の外の安全がとれ次第、急なことになりますが町の方へと向かっていただきます。…現在、騎士団やヨース聖騎士様や、ナレフ神父それに“破壊”の聖女であられるレム様が中心となって賊の排除や…死体の片付けをしておられます。…それに加え、皆さんの移動の際には、“癒し”の聖女ラグナ様、“祈り”の聖女のルーティー様が同伴し町の復興をすることになります。…では、移動は今から一時間程になりますのでその間にゆっくり体をお休めになって下さい。」


ザワザワ…。


「いや~遅くなったかもしれないけど…綱貴無事で良かったよ♪でも傷だらけだね~。流石!脳筋♪丈夫~。」


「…そういうお前も腹怪我してんぞ。また腹壊したか?年中発情もやし(笑)?」


お互い、無事を確かめあうと同時に互いをからかいあった。…一種の友情を確かめる儀式なので、ラヴィは二人を仲裁せず…横でゲラゲラ笑っていた。


「コーキってミントほどじゃないけど…変態よね♪ミントと話す前、私の胸見たもんね~♪」


「あ?綱貴…人の彼女の肢体を何を勝手にえろい目で見ちゃってくれてんのかな?…このペド筋肉野郎が…。」


「…お前だって、ソルードの脚とか尻、馬車に乗ってる時、舐め回すようにじっくり見てたじゃねえかよ?…お互い様だろ?粗チンキング(笑)」


ラヴィの煽りのせいで、ますますヒートアップし…最早、マジの喧嘩まで発展していた。…それを相変わらず横で爆笑しているラヴィと騒音で起きたのか…ヒイロが寝惚けた眼をしながら呆れていた。ソルは、ヒイロを抱き枕にまだスヤスヤ眠っていた。


「君達、少しいいかな?」


ふと、後ろから話しかけられ振り向くと金髪の若い騎士が何やら真面目な顔で立っていた。


「あ…。先程の?」


「お?ヒイロ起きたのか。…それより知り合いか?」


「ええ、ドルチェ嬢とは少し話した程度ですが。…それより…」


ここで騎士は、顔を俺らの方へと近づけた後、声を潜めながら囁いた。


「…ラグナ様が君達をお呼びだ。ラグナ様は、急がなくてもいいと仰られたが僕たちにも面子があるからね…。すぐに、向かってくれると助かるよ。その代わりといってはなんだけれども…これをあげるよ。」


申し訳なさそうに言いながら、騎士が綱貴に手渡したものは、何やら翠に光っている欠片だった。大体、大きさは時計の短針ほどだろう。


「それは、ミスリル鉱石さ。魔法を一切通さない魔術師泣かせの品だね。賊を斬った時に落としたものなんだけど、キレイなところがそこしかなくてね。まぁ、取っといてくれ。…それじゃ、行くよ?」


いつの間にか、ソルードが起きていて今もヒイロに抱きつきながらじゃれている。明人は、いつにもなく真面目な顔でなんか考えてるみたいだ…。こいつらしくもねーどうしたんだか…。


「明人。どうした考え事か?」


「ん。ニーバスとかアイさんどうしてるかなって。…俺達、依頼行ってるには長いし…確実に心配してんだろうな…。」


「案外、アイと仲良くやってんじゃねえの?」


「…そだね♪辛気臭いのは~俺には似合わないしね♪それじゃ、ラグナさんの所まで…れっつご~! 」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


案内されるままに、神殿の中を進んでいくと…一つの荘厳な扉の前まで辿り着いた。


コンコンッ


「ラグナ様。二番隊のヴィヴィアンですが、コーキとその一行を連れて参りました。…では、私は下がらせて頂きます。……君達、この扉を開けたら各々で失礼にあたることのないような対応を心がけてくれ。」


そーいわれてもね~。ヒイロやラヴィはそういう対応は普通に出来て、ソルードちゃんも出来てたけれど…俺と綱貴は、無謀すぎる…。俺、どうやっても…会話に音符が付いたり間延びしちゃうんだよね♪もって一分半かな?…綱貴なんて論外だろ(笑)あいつは、校長先生にさえ「よう。今日も寒いよな?」とかいう奴だからな♪…俺達でカバーするしかないよな…。


「じゃあ、開けるわよ?……ラグナ様、失礼します。」


「ええ、入りなさい。」


部屋に入ると、そこらの教室くらい部屋が広く、一通りの家具が揃っていた。…そして、一番大きいソファーに二人の清々しい格好の女性と女の子が座っていた。


「…ひとまず、そこへ座りなさい。」


ラグナが手を差し出した方には高級感溢れた椅子が5つ並べられていた。


「し、失礼するぜ…って痛!?」


このアホ綱貴!さっき敬語で話せって言われたのを聞いてなかったのかよ!…全くこいつの恐いもの知らずの精神は一種の尊敬ものだな…。


「…くすっ♪ふ…ふふふ!可笑しい~!面白~い♪」


ラグナさんが真面目な表情でこちらを凝視していた時、兼ねてから俯いていた女の子が急に噴き出した。

どうやら、先程の綱貴と明人のやり取りがツボに入ったらしい。

…そして、ラグナさんの表情も弛み、そしてクスクスと笑いをこぼした。


「一応、聖女って建前があるから偉そうに言ってたのだけれど…無理だわ。普段からの口調ってなかなか変えられないわ~。演説のときは、割りといけるのだけどね…。」


「え?…演技だったんすか?…ビックリしちゃったじゃないですかぁ…こないだと態度がまるっきり違って…。それに聖女って、すごい驚きました♪」


「…ふふ♪私もなかなか演技が上手いものでしょ?ナレフ神父のお墨付きよ♪…まあ、猫どころかドラゴンかぶりとか言われたけど。後、聖女とは言っていないけどそれなりに偉い役職についてるとは言ったじゃない?」


…何て言うか、感情が豊かな人だな♪所謂、年上の貫禄なのかも知れないけど…あんまり下心を持った目で見ると、ラヴィがやきもち妬いちゃうからね~このくらいにしておくかな?

…そういや、猫…ドラゴン被りって日本の諺だよね?異世界にまで普及してる…わけないから多分、俺達みたいな立場の人とかが広めたんだろうな…。


「あ、まだ紹介してなかったわね。今、隣にいるのが私の可愛い妹分のルーティーよ。…ほら、挨拶しなさい?」


「…えへへ♪教会で“祈り”の聖女をやってるルーティーだよ♪レム姉とかラグナ姉より人気あるんだからね~。」


お?これはこれは…俺の好みなタイプだ♪それも、かなり上位に位置する。それに綱貴も自分じゃ気づいてないけど目が気持ち悪…じゃくて、にやけてる…。それに体型もじっくり…


ギュ!


「…!?」


ラヴィ!?やきもち焼いてくれるのは俺的に本当に嬉しいことだけれども、その…男の大事な竿を掴まないでほし…あ、つねらないで…。


「馬鹿か…あいつ。そんなことよりおれらを此処に呼んだ理由はなんだ?」


明人とラヴィがイチャついてるのか、お仕置きされてるのか分からない行動をしてる側で素朴な疑問を聞いてみた。


「その事なんだけど…ミントとコウキにはちょっぴり聞きづらいことなのだけれどいいかしら?」


「別にいいぜ。」

「あ…了解です♪」


「…あなた達二人、いや三人か。もしかしてチキュウから来たの?その鎧の下に来てるの、ガクランっていう学生が着る服だったかしら?」


え?な、なんで…。この人地球…つーか異世界の存在を知ってるわけ!?普通~みんななかなかそこらへん信じないと思うんだけど…。それとも、予想以上に異世界に来てる…所謂トリッパー、多めですか?


「…その反応からして、本当のことみたいね。ああ、そんなに警戒しなくても大丈夫よ?コウキ。少なくともナルセール王国では、異世界人をどうこうしようとは思っていないわ。…帝国や教国はどうかは分からないけど。保護は基本しない方針なのよね~王家は。よっぽど本人達が努力をしてそれなりの地位や職につかない限り、ね?」


「なんでいきなりそんなこと聞いたんだ?」


「…実はいうとね~異世界の話、それも学校のことが聞きたくてね♪一応、知り合いに何人かに聞いたけど…あなた達はどうなのかと思って?あ、今じゃなくていいわよ。…そろそろ時間だから、移動がてら話しましょ♪」


ラグナさんが話を区切ると、ドアがノックされ…さっき俺たちを案内してくれた騎士の人が一礼した後部屋に入ってきた。


「ラグナ様、ルーティー様。避難民達の準備が完了したため、お呼びに参りました。」


「そう。では、私の話し相手としてこの冒険者達を連れて良いかしら?」


「…その方々を疑ってはおりませんが、周囲の目も考えて私を含め騎士を二人つけます。」


どうやら話は決まったみたいだね♪…でも、これが大人の会話…というより主従かな?こういう固い会話…俺、苦手だよぉ♪そーいう機会があったらヒイロとかアイさんに任せよっかな♪


「じゃあ、町に着くまで話を聞かせて頂戴?そうね…まずあなた達の学校の食事とかどんな感じだったの?」


そうして、俺と綱貴はラグナさんにおれらの通っていた学校のことを話した。…給食は不味いやら、綱貴は学校の男にモテモテだったとか…この話をした瞬間、綱貴から殴られたけどね♪…ルーティーたんは、始めは興味深そうに聞いていたが、ヒイロ達と途中から話はじめ…今はヒイロの背中におんぶされながら、すやすや寝ている。


こうして、学校のこともそうだけどおれらの馬鹿話や地球の動物や花の話も交えながら話してると町に着いた。…どうやら、ここからラグナさんとルーティーたんは、忙しくなるらしく俺達とはここでお別れらしい。


「あなた達…仲間を二人、ポロローズに放置しちゃってるんでしょ?…早く行ってあげなさい。こちらで馬車は用意しておいたから…ああ、それと今回依頼外のことをたくさんさせちゃったからお礼をしなきゃね♪返品は受けつけないわ。…あなたたちの持ってる袋の中に入れておくわよ?それじゃあね!」


俺がなんか言う前にさっさと退散してしまったラグナさんだった。…ちょっと強引だけど、すげぇイイ人だな♪

そして、視線を正門の方へ向けると…


〔ポロローズ行き専用馬車〕


と書かれた結構デカイ馬車がいつでも発車できる状態で待っていた。…ここにいると復興作業の邪魔になるし、行くなら行こっかな。


俺達5人を乗せても、まだ余裕がありそうな程やっぱり広かった。…そこら辺は置いといて、色々問題も起こったけど教会を跡にしてニーバスやアイさんが待つポロローズへと馬車を発車させた。

次は、いつになるんだろう?それとも外伝とか閑話を暫くは書こっかな?


あとリア友に外伝つまんねえと言われたけど、外伝は作者の自己満足3割、趣味6割、新キャラ出したい、設定追加、書き方試してみたいの実験1割で構成されてるのでつまんないと思うのは当然だと思いますよ♪

…ええ。


いつも後書きに書くことがないので、今回から作者の自問自答コーナーを設けることにしました。…属に言うネタ切れです(笑)



Q,【冒険者~】で好きなキャラは?


A,明人とローそれにタケヒトかな。

明人とタケヒトは作者本人に由来してるから、とローさんはなんか好き。

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