表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/65

第二十七話 邂逅

やっとPT結成の話までこぎ着けました…。ここでもまた外伝と絡みます。

我ながら登場人物出しすぎだと思いました。

「もう!遅刻ギリギリですよ!ミント!それにニーバス!」


「「ごめんなさい(♪)ヒイロ(さん)!」」


いや~♪つい新たなる友のニーバス君と話し込んでしまい、気が付けば…なんと20分前!急いで集合場所に向かうと、そこにはマジギレしているヒイロがいたんだ。お嬢さん♪若いうちから怒ると皺が増えますよ…。


「何か失礼なことを考えてるようですね?…町に着いたら覚悟しておきなさい?」


は…!?テ、テレパシー!?それとも女の勘という奴か!?どちらにしても鳥肌がたってしまった…。


「おい…さっさと乗り込むぞ?」


ナイス!綱貴♪普段から空気を読めるとなお、いいんだけど♪

そういうわけで俺達は馬車へと乗り込んだのでした~♪


**************


カタカタカタカタ…


「ところで質問していいかヒイロ?」


「何ですか?コーキ。」


「その…来るときはお前の家の馬車だったのに何で、今乗ってる馬車は違うんだ?あと、スノウはどうしたんだ?」


教会行きの馬車と違い、中は機能的で座席の周りに多くの廿楽が置かれている。まるで、引っ越しのトラックのように。


「ああ、それはですね…御兄様の知り合いの商人の方の馬車に頼んで乗せてもらっているからよ。早く町に帰りたいしね♪普通だったら後、一日待たないと馬車の発車許可が出ないのよ。私達をおろしたあと、荷物を持って、また教会まで往復するから、ついでってことよ?…スノウは暫く修業するらしいわ。簡単にいうと力の制御かしら?あの子少し厄介な力を持っているのよ……」


「…まあ詮索はしないがな。」


「「……………。」」


つ、辛い…何でいきなり無言になるの~?綱貴!もう少し話すことはねえのか!ニーバス…はもしかして照れてるのかな?顔赤いし♪ここは、俺が話を切り出すしかないじゃない!?


「あー?ところでヒイロは町に帰ったらどうするんだ?スノウたんは修行中なんでしょ?」


「ん?明人。言ってなかったかっけか?俺。ヒイロは俺等とPT組むらしいぞ?」


いや…聞いてねえよ!?お前、言う言わないの前に病室出てから一回もお前と集合時間まで会ってねえし!?


「ちょっといいかな?え…と、ひ、ヒイロさん。」


顔真っ赤じゃないか♪ニーバス君…そんなに照れることないだろうに♪


「あの…PT名はどうするんだ?」


「…あら?考えてなかったわ。そうね…今から8分時間をとって思い付いたものをそれぞれ言って見ましょう?…じゃあ今からよ?」


~~~~~~~~~~~~~

え…いきなりかよ♪そうだな~何にしようかな?


おいおいマジかよ?こういうの苦手なんだよな…。俺、適当に名前つける派だからな。


…何にしようかしらね?あまり可憐なものにしても反対意見が出ることは確実だし…。勇猛な名前にしようかしら?


名前考えろってそもそも俺…記憶ないんだけど…。知識もなしにやれってか?…直感で言ってみようかな?

~~~~~~~~~~~~~

~8分後~


「じゃあ、ニーバスからコーキ、私、ミントの順番で一斉に言うわよ?では一、二の三よ?」


「三でいうのか?それとも三のあと間を開けてから言うのか?」


「後者でいきましょう…仕切り直して…一、二の三、!」


「と、討魔疾風団!」


「バトルシンフォニー」


「繁栄の騎士団」


「永遠の演奏会♪」


これはまた…凄い名前ばかりだな~♪こーいう風にみんなの意見聞くことは大事なことだからね♪


「じゃあ俺のバトルシンフォニーに決定な。」


「なんでそうなるの?あなたの頭の中はどうなっているのかしら?そこらにいるゴブリンの方がよほど頭がいいかも知れないわね…。」


「喧嘩売ってんなら買うぜ?クソアマ!その貧相な体で俺に勝てるわけねえけどな。バーカバーカ♪」


あーあ…なんだろうな…どうしてこの二人こんな犬猿の仲なんだ…。それとも喧嘩するほど仲が良いのか?こーいうのは仲裁をしないで終わるのを待ってる方が良いかも知れないな…。


「どうせ暇だし♪御者の人と話してるかな~♪

すいませーん!俺と何か話でもしませんか?」


「ああ、いいよ。」


「俺も入るぜ。」


御者の人の他に、護衛として騎士が一人同乗していたらしい。


「あー…俺、ミントって言います。駆け出しの冒険者やってます。」


「僕は、サクラ商会で働いているユノだよ。今は支援物資とかの運搬に従事してるけど、本業は考古学者…まあ、名ばかりで、実際は鑑定人だね。」


「俺はナルセール王国騎士団所属のブラクノだ。家名はいいよな?お前らも言ってねえし。ユノとは幼馴染みで、赤ん坊の頃からの付き合いだ。」


「へえ♪まさしく運命の相手というヤツですか?」


「はっ!そんな訳あるか。それに運命なんてもんは俺は信じてねえし。」


未だに後ろから口喧嘩が展開されているなか、俺は幼馴染みである二人の馴れ初めやらを聞かせてもらうことにした……。



~~~~~~~~~~~~~~~~


「顔は可愛いけど…中身がブスだ!腹黒女!陰険!」


「言わせておけば…随分偉そうなことをいいますね♪あなた…冒険者からそこらの賊にでも転職したらどうですか?そうすれば私が真っ先に殺しに行きますから?」


勘弁してくれよ…。こんな密閉空間で争わないでくれ。そして、こんな下らないことでまた新しいことばを覚えてしまうってのも笑える話だよな…。もう一人の俺が少しでも記憶を残しておいてくれれば…。


「君達。少しどいてくれないかな?町に着く前に廿楽を点検しておかなきゃいけないんだ。何が必要かを確かめなければいけないからね…」


「あ、サーセン。」


「申し訳ありませんわ…ユノさん。」


てっきり口論の邪魔をされたから八つ当たりでもするのかと思ったんだが…飽くまで自分たちの問題ってところか?…てか、俺…文法とかは出来てるのに、罵倒する言葉が全く分からないって…もしかしてわざわざ覚えることでもないのか?


「先ずは、この廿楽だ…

うわぁ!?」


ユノさんが入り口近くに有った廿楽を開けると、中からナイフ?が飛んできた。幸いユノさんは頬に切り傷ができた程度で済んだようだ。


「な!?お前は…」


俺の目の前にいたのは…もう一人の俺だった。あの日俺の前から姿を消し…教徒の人を殺したヤツだ…。


「てめぇ!ここで会ったが百年目!この綱貴サマが直々にしばいてやる!」


…!?なんだ?嫌な予感がする。念のため、何か有ったときの為に立っておこう…。


ザシュッ!


馬車の幌に刺さっていたナイフが俺に向かってきた!?

咄嗟に近くに有った廿楽の蓋で防いだ。ちょうど俺の肺の位置だ…刺さってたら死んでたかも…。ナイフが独りでに動いていて、廿楽の蓋から抜け出すと、また空中に浮遊しだした…。


「っち!失敗したか…。おい!サップ逃げるぞ。」


空中を浮遊していたナイフが突如落下し、そこからどこか見たことがある顔が出現した。


「え!?死んだはずじゃ?」


「…お?ミントじゃねえか!ここであっt「今は…逃げるといったはずだ。」…了解だスカム。」


スカム?状況的に考えてあいつの名前だろうな。それにしてもスカムねぇ…。確か…屑とかカスとかそういう意味だった気がするなぁ~。


「…スカム・チュッニー。お前らを絶望させる名だ。」


さっきよりは減速しているが、まだスピードがある馬車からスカム達は飛び降り、山奥へと逃げていった。

「逃がしたか…。騎士失格だな…。同僚を殺した奴を捕まえられないなんて…。」


「ブラクノ。気にしちゃ駄目だよ。今の君の任務は馬車の護衛でしょ?落ち込んでる場合じゃないよ?…君達も知り合いみたいだったけど、今は何より町に帰ることが先決だよ。遅れを取り戻さないとね…教会では僕達を待っている人たちがいるのだからね♪」


ユノさん…良いこと言うな~。俺もこんな優しい男へと成長したいな♪ということで先ずは、町に向かわないとね♪

戦闘描写ほどムズいものはないと僕は思います…。


※この世界の人は誰でも魔力をもち、スキルも所持しています。持っていない人もいずれ開花するかも…。


という後々の伏線です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ