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第十九話 誇り

ここで更に新キャラが二人!どんどん増えていくキャラ…

「っ!痛てて…。まぁ、とにかく宿屋に着いたぜ…ん?あ゛!やべえ幽平置いて来ちまった!?」


まぁ、アイツなら頃合いを見て、誰かと一緒に戻って来るだろう…。アイツなら俺らが心配で急いで追いかけることもしないだろうしな。それより…さっきよりも体調が悪化しているな…。急いで寝かしてやらないとな!


「ま、まま…待って!」


あ?んだよ?俺に話しかけてきたのは犬耳が生えたガキんちょだった。


「え、え~と…ま、まじゅはお兄たんの治療をしたほうがいいと思いまちゅ。」


このガキ舌ったらずだな…。それに噛みかみだ。明人が元気だったら…発狂もんだな。コイツ、ロリ●ンだし。


「スノウのいう通りですよ。貴方、馬鹿なんですか?魔力切れを起こしかけている人に対して全速力で走るなんて。正気の沙汰ではないですね。ついでにいうなら背に背負われている貴方もいい教訓になりましたね。ここは応急知識のあるマコットさんに任せて、あなたは怪我の治療に専念した方がよいかと思います。」


すげえ喋る女だな…。しかも口調からして真面目な委員長タイプだな~


「マコットさん!頼んだ…。」


「おう…任せろ。」


「ところで?あなた、コウキだったかしら?コアさんから活発な性格とは聞いては居たけれど…活発どころか野蛮ね。さっきのが、ミントということでいいかしら。」


なんだ…?コイツ?コアさんの知り合いなのか?それにしちゃ言葉が堅苦しい奴だな…。俺とタメか年下くらいだったらもっとチャラいだろ…普通?


「私達の自己紹介をしておきましょうか。私はあなたも会ったでしょう?騎士団長に。その団長ジキ・ドルチェの妹のヒイロ・ドルチェよ。」


「わ、わたちはその…副団長の妹のスノウ・ピッカンテでしゅ!よろしくお願いしましゅ…。」


「ああ、よろしくな。ところで治療ってたってどうするんだ?包帯でも巻くのか?」


「わ、私がします…。治癒魔法はまだ未熟で成功するか分からないけど、もっといい治療法がありましゅ!」


言ってる意味分かんねえな。某RPGでいうならホ◯ミ使えませんって言ってるもんだぞ?なのに良い方法って…


「わ、私を殴って下さい!遠慮せ、せじゅに!」


はぁ?何いってんだこの嬢ちゃん?なんで治療の話から自分を殴るような話しに発展すんだよ?


「わたし!スキルに《自己犠牲(キュア・サクリファイス)》というのがあって…私に危害を加えると、加えた人の怪我の治りが早くなったり幸運が訪れましゅ…」


「そんな、人を不幸にして自分は幸せになるってのが気にくわんから結構だ。見ず知らずの奴はどーだっていいが、俺たちはもう自己紹介した仲だ。そんなふざけたことするかよ!それにお前…手が震えてるぞ?ホントは嫌なんだろ?」


手が震えてるのを見るに、殴られたり蹴られたりしたんだろーな。俺の目が正しけりゃ、こいつは…男にトラウマがあんだろうな。俗にいう男性恐怖症だな。目の奥に怯えが見えて、一言一言を勇気を出して言ってる感じがするんだよ…


「スノウあなた…。もうそんなことはしなくてもいいのよ?大丈夫、コイツは怪我人背負って全速力で走ってこれるのだから、あなたはこんな野蛮な男のために傷つかなくてもいいの。」


まてまて!?なんかいい話になりかけてるが俺むっちゃくちゃ罵倒されてるよな?なんだこの…ヒイロだったか?こいつ…ケンカ売ってんだろ…


「あなたも聞いていたわよね。教会に行くわよ。っといっても遠いから馬車を呼びましょうか。私たちは自分のお金は払えるけれど、あなたの分までは払えないわよ?それにミントも連れて行きたいのなら、ふふ…あなたと彼は自力で行くことになるわよ♪地図もないのにどうやって行くのかしらね?まぁ…あってもあげないけれど(笑)土下座したら彼くらいは乗せることを考えてあげるわ。っていっても他人のために土下座はしないか(笑)」

「頼む………!明人だけでも乗せてやってくれ!!この借りは必ず返すから…頼む……!」


「意外ね……。キレて殴りかかってきたらお兄様に言いつけて捕まえてもらおうとしたのに…本当に土下座するなんて…!誇りはないの!?誇り!」


「あ?誇りだ?そんなモン…俺にはないな。誇りなんて近所のわんわんおにとっくに食わせた後だ。俺は仲間の為ならどんなことでもしてやろうじゃねーか?俺はテメーの兄貴みてぇに褒められた人間じゃねえが……これだけは言える。仲間を大切にするこの気持ちは誰にも負けない!!」


「そこまでにしましょう?ヒイロ様。主人も私も彼らのことは気に入っています故、そこまでにしてくださらないでしょうか?彼ら二人の乗車代金なら私たちが払いますので。」


な、ナズーさん…俺らなんかのために……昨日から思ったがこーいう無償の親切が心の底にしみるぜ…


「ヒイロちゃん……もうやめてあげてよ…。意地悪するの…」


「そうね……。ここの宿屋のご夫妻にご迷惑はこれ以上かけられないわ。あなたたちもさっさと行くわよ?馬車代なら気にしなくてもいいわ。ドルチェ家の馬車だから、タダよ。……まあ、あなたのことを少し試したのよ?コアさん曰く、ちょっと粗暴だけどいい子って話を聞いて、最初はからかうつもりだったのだけれど私も燃え上ってしまって悪かったわ……。だけど!勘違いを避けるためにいっておくけれどさっきいった悪口は…本気で言ってないわ。ただそれだけ。」


それにしちゃ…やけに感情こもってたような…気がするんだが気のせいか?まあこの足じゃ走ることはできても戦いはできねえからな。早く教会とやらにいって治してもらおうじゃねえか?


「さてと…馬車が来るまで待ちましょうか?あなたの仲間のユーヘイは教会にいるらしいわ。どうやら教会で一番怒らせてはいけない人の逆鱗に触れてしまったようね。ってもう後少しで着くみたいよ。そろそろ彼を連れてきたらどうかしら?」


はああああああ!?幽平何したんだよ?こりゃ一層はやく行かなきゃな!そのために、まず部屋からあのバカを連れてくるとするか……。


カラカラカラ


ちょうど馬車も来たっぽいしな♪



そろそろ綱貴以外を活躍させないとですね~♪

まぁ、ぼちぼち頑張ります。

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