第十四話 討伐
テスト期間がやっと終了したため、なんとか投稿出来ました。
諸君…俺、藤居明人は今大変な状況にある。それはだな…
「キシャャャァァァ」
「キシャャャァァァ」
「キシャャャァァァ」
結構大きめのスピアワームに計三体に威嚇されているからだ。最初の一匹の幼虫を倒した直後、これだ…。依頼書に書いてないよな!?まずすべきこと?それは…
「逃げるんだよぉぉぉぉぉ」
チクショォォォ!あいつら地味に速い!?このままじゃあいつらにもぐもぐされた挙げ句…ウ*コになっちまう!?
俺に残された選択肢は…
①このまま逃げる
②まとめて相手になろう
③諦めるしかないのか…
④一か八かスキル使用
①はアリっちゃアリだが、逃げ切れる保証もへったくれもない。②は十中八九、死ぬ♪③?論外♪残るは④だが…これは少し恐いが、やるしかないな…
「魔砲騎士!」
水色の光線がぶっ飛んでいき、二匹怯ませた。一匹なら広い場所に出ればなんとかなるか?それにしても…結構ダルいな…。消費幾つくらいだ?さっきの水の弾丸の時の魔力が回復しきってないで撃ったから正確な数値は分からんな…。
まぁ、広い場所まで一時退却だ~♪
~40分後~
「さて、蛆虫相手になってやろう。」
「ギシャャャァァァ」
さて、と俺の経験値となれ虫野「うわぁぁぁ」郎?
え?他に人が!?やべえ逃げてくれって…
「グチュッ!…バキバキ…ゴリ…」
あ、あああ…マモレナカッタ…。だが、これで奴に隙がって俺はいったい何考えてんだ?う…頭に何か響く。
「偽善実行発動」
もしかしてこのスキルの発動条件は…俺が卑怯なことをしたりすることか?
悔しいことに体に力が湧いてくる…。これであいつを倒せる!!
「おい…蛆虫野郎!喰らいやがれ!至近距離での魔砲をな♪」
俺が魔砲騎士を発動させると蛆虫野郎の腹が消失した。その後、苦し気な声を出しながら…動かなくなった…。
ん?足元に何かあるな…。
「マービン?この喰われた人の名前か?冒険者ギルドに届けなくちゃ…な。」
バチバチバチ
痛っ!静電気が三回連続できたよ…。なんだ畜生…。レベルアップでもしたのか?
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藤居 明人:LV.4(↑3)
生命力:577(+257)
魔力:448(+228)
筋力:17(+8)
体力:27(+15)
敏捷:22(+14)
器用さ:15(+5)
賢さ:11(+4)
精神:31(+16)
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おーおー、相変わらず精神高いな♪全て平均的に上がってんなぁ…。俺は特化型じゃなくてバランス型ってとこか~♪。さて、ケツの針だったか?ちとデカイが三匹分にはなるだろう♪
「マービンさん。死なせてすいませんでした。糞虫、てめえの仲間もすぐにお前の元に送ってやるよ。楽しみに待ってな…」
さて、と街に帰るかな♪
綱貴の奴の依頼終わってなかったら手伝ってやるかな。幽平はコアさんと一緒だから先に帰っていいよな?