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おまけその2 登場人物紹介

 登場人物紹介。名前とちょっとした説明が入る。名前の横にある数字は「何話に登場したか」を表す。書かれていない場合はその話限りとなる。


第1話登場人物


エミリー・スピッツ 1~9

本編の主人公。名前がエメリーボールとスピットボールから来ているのは言うまでもない。投手としては速球以外のスペックが高すぎたかも知れないが、それぐらいやらないととても活躍できそうもない。会話の際はいかにもな女口調なら大体この人。


人によって態度をよく変える。基本的には負けず嫌い。特に性別に関しては気にしていなかったのだが、あまりにも無頓着すぎて気付いたら男に挑戦する女みたいな構図に組み込まれていた感じ。恋愛とかそっち方面はまったく疎い。あと最近スピッツに渚って曲があるのを知ったけどその時は正直血の気が引いた。でも雰囲気のいい曲だとは思う。


大海晃 1~9

渚高校野球部監督。投手を引っ張りすぎて大会中に怪我人を量産した畜生。まず坂口。次に村上は準決勝で15回を投げさせて決勝戦登板不能に。そして決勝ではエミリーまでもが。しかし抜擢した選手が活躍したり代打がここぞで打ったりして勝負勘はあるのかも知れない。毎回ちまちま出番がある人物で、気付いたら全話登場していた。


隼瀬美代菜 1,3,6,8,9

エミリーの親友。スポーツが得意で小柄なさばさばした女の子。エミリーにとっては最大級の重要人物なのだが出番は少なかった。名前はお気に入り。名字は筆者が住んでいる近くに最近引っ越してきた一家から。名前は「そんなに見かけないけど変換もさくっと出来て、読めるような音で」と考えた。


安田元治 1~9

渚高校のキャプテン。小柄だががっちりとした体格で、何よりいい人。エミリーとは親友でありそれ以外の何者でもない。名字は画数が少なくとは考えたが、特定のモデルはない。器が大きいイメージを持たせるため、多少の古臭さをまとった名前にした。会話で偉そうな、というか一番上みたいな言い方をしているのは大体この人。


村上式部 1~9

渚高校のエースピッチャー。投手としてあんまりハイスペックだとエミリーの出番がなくなるので実力はそこそこレベル。無口だが同じ投手としてエミリーには負けられないと燃えている。名前は紫式部から。紫と村上って似てるよね的な。作中の都合上ヒットを打つ事も多く、実は打者としての才能もかなりあるような気がする。


服部孔明 1~9

渚高校のキャッチャー。名字は元ドラゴンズの服部受弘からだったはず。名前はキャッチャーだから頭脳に優れていると言う事で孔明。同じクラスに孔明君が2人いた事があったなあなどと思い出した。あと「大正野球娘。」の小梅から孔明に変化したという説も。当初は打撃もいける捕手の予定だったがいつしか専守防衛タイプに。きざったらしい口調だがそこまで目立つ選手ではなかった。




第2話登場人物


坂口誠人 2~5,7,9

渚高校のピッチャー。荒削りながら来年のエースとして期待されている。この人もあんまり活躍されるとエミリーの出番がなくなるので途中からフェードアウト。いつの間にか怪我してましたという無残な展開に。確か元々は「阪田」だったが、より軽やかな「坂口」に変えた。


村井

渚高校のキャッチャー。学年は多分2年生だが3年生の可能性もある。登録から外れた部員の中では唯一名前が出ているが、練習の際に大海監督の口から坂口とペアで呼ばれただけで見せ場も何もない。確か最初は「藤田」って名字だったはずだけど、いつ「村井」に変わったかも覚えてない。


堂島巌 2~9

渚高校のピッチャー。シュートが武器。ノーコンという設定はあまり表に出なかった。まず「関西弁キャラを出そう」というラインから作られた。名字は関西といって思いついた地名から。名前は強そうな語感で適当に。滋賀県出身だが滋賀方言とか分からないので全体的にエセ関西弁が使用される。こんな口調なのは本編に1人だけなので分かりやすい。


六川正太郎 2~9

渚高校の1年生部員。強肩を武器にベンチ入りメンバーに抜擢される。名字は、何かのゲームでロクカワっていたから。名前は子供っぽいから正太郎。甲子園や大学野球で活躍した小川正太郎投手とは関係ない。会話で丁寧口調を用いてビビリっぽいのは大体この人。基本エミリー・安田・堂島・六川の4人で会話は回っている。


愛沢登 2~9

渚高校のショート。左投げの内野手という線で当初はセカンドだったが「どうせうまいんならセカンドじゃなくてショートでも問題ないだろ」ということでコンバート。クールな職人肌のイメージ。会話には感嘆符を使わないようにした。名字は「愛」という字を使いたかったから。名前は元々セカンドだったので元ドラゴンズの井上登から付けたがコンバートによって単なる古風な名前に。別にファンではないのにモデルがドラゴンズばっかりだ。




第3話登場人物


森直哉 3~7,9

渚高校のファースト。長身で打撃はボチボチ守備はなかなか。しかし途中で負傷退場の憂き目に。元々の名字は谷だったが油谷と漢字が被るので同じ一文字の森に変更。特に見せ場もないちょっと不憫なレギュラー選手。1回戦でタイムリーヒットを放ったのがせめてもの救いか。


油谷富丸 3~9

渚高校のセカンド。小柄だがパンチ力のある打撃のショート、のはずだったが愛沢をショートに回したのでセカンドへコンバートとなった。元々の読みは「あぶらや・とまる」だったが「ゆや・とみまる」に変更された。湯桶読みを避けた結果だったはずだが別に「あぶらや」でも問題ないか。選手としては5番打者だが、むしろ凡退の印象が強い。決勝戦では逆転のきっかけを作ったが。第3話で六川と絡んだのもそれ以降スルー。


牧本雄一 3~9

渚高校のサード。小柄だがジャンプ力とガッツがある。しかし打席では進塁打や送りバントをきっちりこなす堅実な2番打者みたいな扱いだった。その辺は割と便利に使われた選手。完結して一年以上後の改訂で苗字が変わった。体育会系っぽいしゃべり方をするが、そもそも会話自体があまり多くない。


滝内昌也 3~9

渚高校の4番。元々は「波内」という名字で俊足タイプだったが、チームに長距離砲が少なかったのと1番打者は愛沢がいるという理由でパワーキャラに変更。名字も力強いイメージの「滝」という漢字を付けた。阪神などで活躍した竹内昌也投手とは関係ない。メンバーの中で一番九州っぽい雰囲気だったので主役話も与えられたが、そこまで扱いは良くない。


才深雪 3~9

渚高校のセンター。将来はプロ当確なレベルで三拍子揃っている。顔もいいのでもてる。とりあえず名前が出れば活躍する、ようでいてそれなりに凡退シーンもある。「才」で「かしこ」という名字は実在する。名前は「声優森功至の旧名は森深雪」というwikipedia情報から。要はかっこいい名前をくっつけたというもの。それゆえにあんまり動かせなかった。


山久保和生 3~9

渚高校のライト。元々はもっと早く負傷退場させる予定だったがなぜか生き残り、代わりに森が倒れた。まあ結局決勝戦で退場したわけだが。どうしようもない雑魚として作られたが地味ながら味わい深いというか、割と好きな選手になった。名前は元々「米山和男」だったが微妙にブラッシュアップされた。同時に3年生から2年生に変更。


小野悟 3,5

新藤広二 3,4

野中治 3,5

渚高校の控え。枠の穴埋めとして作られたので特筆すべき実績はなし。新藤は元々「斉藤」だったがちょっと字面を重たくして「新藤」に。他の2人はまったく変えていない。


城崎礼 3,6,9

渚高校の代走要員。とにかく足が速いがそれだけ。ショートフライからタッチアップという派手なプレーをかましたが決勝戦では牽制死して終わり。この夏以降は猛特訓が待ち受けているだろう。名字は温泉とかがある地名から。まあ温泉は関係なく字面がかっこいいので採用した。




第4話登場人物


堀江道彦 4,8,9

京南学園の6番キャッチャーでキャプテンを務める。開会式の選手宣誓をする人として一人だけすでに登場していた。名前はアニソン界最強歌手の堀江美都子から。選手としては強打の捕手という感じだがクリーンナップでもないし、活躍させる余裕がなかった。最終回にランナーとして出塁しているのがせいぜいか。


中村

玉置

正克館高校の代打2人。この高校はまあご覧の通りというか、ボッコボコにやってしまったので名誉のためにレギュラーたちの名前は出さなかったが、ある意味見せ場のあるこの2人だけは名前が付いた。でも適当。中村が9回ツーアウトから代打で出てきてピッチャー強襲ヒットを打ったほう。玉置はその次に出てきてエミリー相手に三振したほう。


山川陽一

渚高校の初代理事長。創設は1987年、現在も生きているかとかそういう設定に関しては深く考えていない。存命かも知れないしすでに亡くなっているかも知れない。でもそこは重要ではない。


チャg

渚高校の校歌を作曲したシンガーソングライター。モデルが誰とかはもはや言うまでもないと思う。添え物みたいなイメージがあるかも知れないが実際は名曲も多く作っている。個人的に好きなのは「Break an egg」「Reason」「マリア(Back To The City)」「ADIOS SENORITA」「幻夜」など。




第5話登場人物


古賀修平

森口清丸

五十嵐流星

川崎善次郎

九州が誇る不良の皆さん。しかし今では筑豊第一高校で野球三昧。名字は九州出身で思いついた有名人からで、古賀はサッカー選手の誰か、森口は森口博子、五十嵐は誰だっけ、川崎は川崎徳次から。古賀は俊足みたいな描写もあるが基本的には十把一絡げ。野球に関しては素人なのでそこまでうまくない。


紅林忠之

筑豊第一高校のエースで4番という中心選手。名字は実在の警察官から。不良をも恐れさせる存在といえばこの男であろう。選手としては手足が長いイメージ。粗暴なだけの人間ではなく常に冷静で計算ずくな部分があるタイプ。まあ根本的にはさばさばとしたタイプだが、爽やかさがかえってきもい。




第6話登場人物


渡瀬信匡

志摩青城高校のエース。抜群のコントロールと多彩な変化球で打たせてとるタイプのピッチャー。しかし気が弱い。眼鏡をかけてひょろひょろな見た目。それに合わせるように、当初は3年生だったが2年生になった。現実の高校野球でもそういういかにも弱そうなピッチャーが案外抑えていると愉快になる。名字は、三重県出身で最初に思いついたのがLINDBERGの渡瀬マキだったから。名前はそれに合わせるように色々考えた。


長谷川太一

志摩青城高校のキャッチャーで4番も務める。このチームの中心。モデルは、まあ何と申しましょうか。彼は見栄を張るタイプだったから三重県代表とした。インターネットでの分析が得意で、対外的には陰湿な印象だが仲間内では強気にチームを引っ張っていくタイプ。将来は辛口の野球評論家にでもなるつもりかも知れない。それにしてもこのネタ未だに枯渇しないからなあ。本当どうするんだろう。




第7話登場人物


村上醍醐

向島工業のピッチャー。1年生ながら戦力として活躍する。やや小柄ながら小気味よいピッチングスタイル。名前は天皇から。普通に大吾とかでも良かったかも知れないとは思っている。テストの時大変そう。


村上アンナ

村上式部、醍醐兄弟の妹。一応固有名詞で登場したのでここに載せるが台詞も何もないし容姿も不明。本当に名前が出ただけ。名前は安和の変から。


割田将

向島工業のピッチャー兼セカンド。背番号は4だが一番手投手として連日マウンドに立つ。巨漢で力強いボールを放るが根っからの投手ではないためスタミナ分配に失敗。下位打線に無駄球を放らされた後、上位打線に叩かれた。名字は「出席番号では最後だろうなあ」と考えて付けたのだが、今年の甲子園で「椀田」という選手が出てきて「やられた」と思った。




第8話登場人物


静木蒼吾 8,9

京南学園の1番セカンド。トップバッターだが驚異的な俊足というタイプではなくバットコントロールがうまくて出塁できるタイプ。日本人形のような端正な美しさをイメージした。名字は志筑忠雄から。「ず」と「づ」の区別など知らない。名前は今風にと考えた。


織田光四郎 8,9

京南学園の2番ライト。強気な右打者。バントとかはあまりせずにガンガン打ってくるタイプ。というか京南はあまりバントをしない。8回に静木にバントをやらせたのは京南の焦りで、失敗したからいつも通り打たせたら満塁のチャンスを作った。さて、この織田は名字も名前もどっしりした存在感を出しつつ曲者っぽさもイメージした。


杉崎鷹広 8,9

京南学園の3番センター。俊足巧打で守備も軽快かつ強肩というバランスの良い選手。鷹という字を使いたかった。その名の通りシャープなイメージ。元々は寺西という名字だったが寺と杉をトレードした。「杉西はないだろう」という事で新たな漢字を導入。


寺沼優才 8,9

京南学園の4番ショート。作中最強選手。イメージは出木杉君。だから当初は杉沼という名字だったが言いにくかったので3番から漢字を交換して寺沼となった。名前は多少影響が残っている。猫目の美形。


浜浦榊 8,9

京南学園の5番ピッチャー。自分が一番の投手らしい性格ですぐにかっとなる。名字はライオンズなどにいた浜浦徹投手から。サングラスしてる写真にインスパイアされた。名前はそれに合わせるように強そうでふてぶてしそうなイメージの漢字。


岸部雄大 8,9

京南学園の7番レフト。パワーはあるが荒い。2年生で、浜浦が抜ける来年のエース候補。投手としては球威はありそう。名前の通り大柄。名字は元タイガース(GSのほう)の岸部兄弟から。


牛田鉄 8,9

京南学園の8番ファースト。岸部と同じようなタイプ。細かく見ると違うのだがどうせろくに活躍しない選手にそんな個性を与えても使いどころないし。岸部はぬぼーっとした感じだが牛田はシャキーンとした感じ。だから名前も職人っぽく漢字一文字で。


菅原聖斗 8,9

京南学園の9番サード。バッターとしては静木と似たタイプだが静木より小粒。あえて9番に置いて打線の繋がりを良くしている。名字は菅原道真から。知的なイメージ。渚の選手は登とか元治とか割と古風な名前が多いので、京南の選手は今風にとはある程度考えて付けた。強襲安打食らったり最後のバッターになったりちょっと巡り会わせが悪い人。


北里哲治

京南学園の監督。科学的な指導で選手の実力を伸ばす。名字はドクターといえば北里という事で。名前はもちろん川上哲治から。冷徹というか厳しい監督。







作中に登場した名前のない人々


第1話


評論家

好き勝手な事を言いつつ外れても特に責任を感じずに次の放言を繰り返す人たち。


ある強豪高校の主砲

エミリーと対戦して打てずに弱音を吐いた人。ちょっと情けないぞ。


カメラマン

写真を撮る人。アマというか単なる変態もいる。


渚高校の校長先生

ハゲで話が長い。


マスコミ

噂話のチェイサー。火のないところから煙を立てる名手。この人たちとうまく付き合わないと割と酷い事になる。エミリーは彼らを最大限に軽蔑しているから嘘をついて平然としている。


野球部員

名前も出なかったが野球部とはレギュラーやベンチ入りメンバーだけを指し示すものではない。彼らこそ大事な構成要員。1年生はなんか性格悪いが、まあみんながみんなそうじゃないはず。




第2話


マネージャー

渚高校野球部の少女はエミリーだけではなかったという証明、と思ったけど読み返してみたらこいつが女である証拠はないな。じゃあ男でもいいか。


ショート

キャッチャー六川からの送球を捕れなかった人。他にもこの話の冒頭にノックを受けていたサードとか六川の返球をキャッチしたセンターもいるが、こいつらは牧本と才の可能性大。




第3話


六川の妹 六川の母

主人公ですらろくに家族の説明がなかった中、六川の家族だけは堂々と登場してきた。妹は小学6年生。父親はすでにいない模様。でも家族3人仲良く暮らしている。


才ファンクラブメンバー

鶴岡八幡宮のお守りと千人針というちょっとリアクションに困るものを贈る人たち。ただ本気で勝ってほしいという強い気持ちは感じさせる。


辞めていった部員

渚高校が育成に失敗した選手たち。単純に根性なしとか罵倒すればいいという問題ではない。指導者による向き不向きもあっただろうし。まあ単なる根性なしも実際いるわけで、すべてが同じ事情を持つわけでは決してない。


技巧派ピッチャー

エミリーのピッチングスタイルをイメージする際、最初に思いついたのは晩年の長冨投手だった。次に思いついたのは下柳投手ののらりくらり投法。そして星野伸之投手の緩急。他にも色々あったが大体のモデルはこの辺。ナックルに走らないのは最後の意地。アンダースローも本当はするつもりがなかったのだが。




第4話


第1試合で負けた高校

どんよりした空気の中すれ違う姿を見て「負けてうつむくよりも勝って笑おうじゃないか」と渚ナインに誓わせた人たち。


審判

基本的に「プレイボール」とか「アウト」とか言う人という認識で良い。応用した審判は別に紹介する。


観客 応援団

甲子園を盛り上げる大事な構成要員。作中でもワイワイガヤガヤと楽しんでいる。




第5話


薬を扱うグループ

もはや高校というか無法地帯。筑豊第一OBには警察官も多いので手を出さない。


教師

筑豊第一高校の闇を暴こうと努力したが葬り去られたかわいそうな人。さすがにやりすぎ。




第6話


主審

不正投球をしていないか調べるという名目で、衆人環視の中で白昼堂々うら若き乙女の肉体をまさぐった外道。いや、むしろ真面目な審判なのだが、それゆえに毒牙にかかった人。




第7話


監督

向島工業の監督。試合前、久々の再会で兄と話し込んでいた村上弟を呼んだ。




第8話


京南学園が甲子園1回戦で戦った高校

ピッチャーとかセカンドとかファーストとか。4回に打者一巡の猛攻を受けて無残な敗北を喫したものと思われる。


寺沼の兄

高卒2年目ながらすでにプロのローテーション投手として定着している人。別の小説にちらと登場しているという裏設定もないではないがどうでもいい。

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