表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

仮入部!?

遊園地に雅人と一緒にいってから一週間。


俺はろくに雅人と口を利いていない。


というか、ききたくない。


理由は・・・。


えっと、その、ほら。 俺が混乱する? から、みたいな?


だってさ、だってだよ・・・・・・・。


俺、大勢の人前で雅人を抱き返してしまったわけで・・・。


いや、あれは不可抗力だから仕方ねーんだよ!!!


俺の意志じゃない!!! 絶対に!!!!!!!


この秀才でちょーエリートの俺が、男なんか好きになる分けないんだ!


俺はあん時、ジェットコースターで酔ってしまってたんだ。 絶対。 絶対に!!!


いくら、才色兼備の俺であったとしてもだ!!!


苦手なものぐらいひとつやふたつはあるんだよ!!!


にしても、俺・・・。


まじで何やらかしちゃってんだ。


あれは、雰囲気に飲まれたんだろうな、きっと。 いや、ぜってーそうだ!!!


とにかく!!!


俺は、男なんか好きじゃねーってことだ!!!


だからさ、今、雅人に話しかけたらさ、ほら。 


雅人まさと勘違いしたまんまじゃん。


俺があいつのことすきだって。


だから、誤解を招かないように、俺はあいつと口をきいていないわけなんだ。


・・・なんか、少しさっきと違う理由になっているような。


いや、そんなはずはない。 気のせいだ、気のせい。




「はぁ。」


俺は小さくため息をつく。


今、俺は自分の小部屋のベッドの上でねっころがっていた。


この一週間。


俺には、雅人以外にも何人か友達ができた。


入学式の日。


雅人以外、俺に話しかけてくるやつがいなかったのは、高校からこの学校に入るやつが珍しいから、だそうだ。


この明智学園は小学、中学、高校、大学とあり、たいていの人は小学校から持ち上がってくるらしい。


まあ、知ってはいたけど。


つか、俺が知らないわけがないって話か。


勉強はというと、さすが明智学園だ。


偏差値が高いだけあって、結構授業ペースが速い。


問題自体は理解できるが、一時間で勉強する量が違う。


ハイスピードの授業についていけるかどうかが要だ。


もちろん、俺にとってそんなことはなんともないけど。


むしろ、まだまだいけるぜって感じ。


ま、俺のことだから当然か。


それにしても・・・。


俺は、ふと腕時計を見た。


   AM8時30分


まだかなー、凌戯りょうぎ


今日、一緒にバスケの仮入部行こうって約束してたんだけどなー。


羽生凌戯はにゅうりょうぎ


俺のクラスメートで、寮の部屋が隣の友達。


すげーいい奴なんだ。 


つか、実は小学校が一緒で、仲良かったんだ。


けど、あいつ、両親が離婚して、転校したんだ。


だから、最初は気付かなかった。


それに、席順でいうと、同じ列なんだけど、一番前と後ろで結構接点がなっくて。


いやー、最初に凌戯を見つけたときはびっくりしたよ。


なんで、ここにいるんだ!? みたいな。


そんで、そのあと昔話とか、色々二人で話したりした。


ま、そんなこんなで今日仮入部行こうぜってなったわけだ。


ちなみに今日は日曜日。


先週のようなことにはならないよう、昨日は早めに寝た。


---ピンポーンッ


あ、凌戯だ。


俺は、そう確信してサブバッグを片に担いで、ドアのところまでダッシュした。


ガチャッ、と扉を開けると、そこにいたのは予想通り、凌戯だった。


「凌戯! もう、待ちくたびれてたよ。 さ、行こうぜ、新体育館・・・、えっとどっちだっけ?」


俺が言うと、凌戯はにっこりと笑って、俺の頭をなでながら口を開いた。


「バスケに行くんなら、新体Bだ。」


明智学園は敷地が広く、体育館が五つもある。


まずは、旧体育館A、Bに新体育館A、B、Cだ。


一体いくつありゃ気が済むんだよっ。


無駄に金、使いすぎじゃねえか?


ま、そんなことより・・・。


「おいっ、凌戯! 俺を子供扱いすんじゃねえよ!!!」


俺は、言いながら、頭に乗せられた凌戯の手をどかす。


まじ、いくら凌戯でも、それはやめやがれってんだ。


俺は15歳なんだぞ!


子供扱いすんじゃねぇっ!!!


「祐樹は相変わらず怒りっぽいな。」


そういって、凌戯はクスクスと笑うのだが・・・。


てめーが、やなことしなきゃ、俺だっておこんねえよ!!!


俺がむすっとしていると、凌戯は悪かった、と苦笑いする。


「それより、祐樹。 バスケの仮入、早く行かなきゃ行けなかったんじゃないのか? 9時からだろ? もう、8時45分だけど。」


「わ、やべっ。 凌戯! 行くぞ!」


俺が、そう言って慌てて駆け出すと、その後ろを凌戯がついて来た。


「仮入は確か午前だけだったよな?」


俺が確認すると、凌戯はうなずいて見せた。


「確か、12時までだったはずだ。」


「そっか。 さんきゅっ。」


俺は、凌戯に礼をいいながら、階段を下り始める。


学校全体の見取り図は、とりあえず確認だけしてきた。


新体Bは、本校舎の1階にある。


俺は、間にあわねーかも、と思いながらも初めての仮入部ということで、楽しみにしながら、新体Bへと向かった。






こんにちは!

ぎり間に合った!!!

五日内更新!!!

いやー、少し安心しました。

自分もやればできるじゃん! みたいな。

(いつもそうやって、自分を甘やかして、結局はだめになってしまうのですが・・・。 ま、頑張ろう!)


今回、仮入部来ましたね。

自分も仮入部、遅れそうになって、結局遅れてしまい、先輩ににらまれてしまった。

・・・怖かった (冷汗

ま、遅れる自分が悪いんですけど (苦笑

これからは言葉どおり実行できるように努力したいですね。


とか言っときながら、すみません (汗

ゴールデンウィーク及び、その先は修学旅行のためしばらく執筆を中断させてもらいます。

(何やってんだ、自分! 頑張るとか言っといてゴールデンウィークはあそぶんかい!!!)

読んでくださってる皆様、すみません。

次は5月中旬更新になると思いますが、許してやってください。

できたら、ゴールデンウィーク中にも書きたいと思っています!


感想、誤字脱字、アドバイスなどありましたら、ぜひ、お聞かせください。

いやー、文章とか、なかなかうまくかけなくて、頑張ろうとは思っているんですけど、やっぱりだめですね。

さっすが、国語だめだめ人間です。

ちなみに小論文もいつも点数が悪い。


ってなことで、よかったらアドバイス、ほしいですね。

よろしくお願いします。

また、更新遅くなりますけど、次話もみてもらえるとうれしいです。

では。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ