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シスタークエスト レベルは上がりませんが妹は増えます  作者: 幻月さくや
第五章 墓場迷宮編 少女は月に手を伸ばす
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墓場のエピローグ

 レビィティリアの中層から下層へ。

 リーシャを伴って狭い階段を下りるとそこには顔を合わせることが多くなった少女と白黒の猫が待っていた。


「あっ、リーシャちゃんにオンミョウジのおねーちゃんっ! 今日も遊びに来てくれたんだ」


 楽しそうに声を弾ませるその子の瞳は(さき)と同じ神秘的な藍色。

 髪の片方だけを括った飾り紐はリーシャからの贈り物だった。


「今日は何して遊ぼっか」


 その少女、ミラージュの手の中に抱かれた口元から胸元を経由して腹にかけて白、手先が白く後ろ足が長めに白いその猫はまるで何かを品定めするかのように私たちを見上げていた。


「………………」


 リーシャとミラージュが話をしだすと白黒の猫が私の傍にそっとよってきて座った。

 私が手を伸ばして頭に触れるとその猫は目を閉じて撫でられるままになっていた。


「おねーちゃん、リーシャちゃんと今日何して遊ぶか決めるから、それまでアレキサンダーとお話してて」


 ミラージュがそういうと猫のアレキサンダーはすっと私を見上げてきた。


「話っていうてもねぇ……」


 レビィティリアは港湾都市だ。

 ひっきりなしに水路を行きかう船と海水、そして蒼天の下すっかり慣れた潮の匂い。

 夢の崩壊まで後しばらくというその日も晴天と凪の海に包まれたその町はとても平和だった。


「かつ節でも食うかね」


 私がそういうとアレキサンダーが改めて私の方に向きなおした。


「ちょっとまってねっと……あったあった」


 ちょうど午前のオンミョウジのよろず相談でもらった削り節を差し出すとアレキサンダーはちらりと私を一瞥してから静かに食べ始めた。


「うまいかね」


 この猫は今は大きくなった少女の思い出(つき)の影、つまり幻想である。


「…………」


 私の言葉に一瞬だけ頭を上げたアレキサンダーは再び削り節に頭を向ける。

 少女の記憶の中、最後のシーンではこのアレキサンダーは都市を飲み込んだ津波の濁流にのまれて消えた。

 そう、この猫は死んだ子なのさね。

 そんな幻影の猫から視線を外し今度はリーシャと談話する少女、ミラージュへと視線を向ける。


「鬼ごっこする?」

「ん-、影鬼とかでもよくない?」


 少女の傍には月華王(げっかおう)がいない。


「それもいいねー、どっちにしようか」


 私に最初にあった時にはついていたはずの動作中のMP(ムーンピース)のアバター、心を(まも)る月華王がどういうわけかこの少女にはついていたりついてなかったりする。

 しかもちょいと挙動がおかしいのよね。

 なんというか作り物めいたというか剥製を機械で動かしてるみたいな、そんな変な動きをしてたのさ。

 そんなこともあってちょいと気になってこのミラージュの月華王をもっと詳しく調べようと思ってた。

 だけど、そう私が考えたのを悟ったかのようにミラージュの月華王はぴたりと私の前に姿を表さなくなった。

 そんなことを考えながら少し視線を下げると、私の月華王の白ちゃんがアレキサンダーに近づいてふんふんとにおいをかいでいた。

 おかしいといえばこの月兎の白ちゃんもいい勝負で、ぶっちゃけ兎というよりは着ぐるみを着た何か小さい別な生き物的な感触がするのだけど、なぜかアレキサンダーとの仲は悪くなく傍によっても攻撃されることはなかった。


「…………………………」


 私があげた削り節を食べ終えたアレキサンダーは白ちゃんをしばし瞳に映した後に再び私に視線を向けてよこした。


「もうないよ。またもらったら持ってくるからさ」


 そういう私の言葉を理解したのかアレキサンダーは再び飼い主であるミラージュの方に視線を戻した。


「おねーちゃーん、アレキサンダー。こっちであそぼー」

「今日は影ふみにするー」

「はいよー」


 夢の中(レビィティリア)で猫を探していた少女、ミラージュは何とか一命はとりとめリーシャ達と同様に王都へと引き取られた。

 しかし怪獣災害の影響は大きく多臓器に障害が発生、魔導による生存補助を受けることとなった。

 その後、リーシャ達と同じ地下の教育施設で育ったミラージュはラルカンシェルという都市で冒険者のパーティに入る。

 アカリが言っていたミラージュ印のマジカルマウスってのもあの子が作ったらしい。

 そのラルカンシェルはロマーニとカリス教の戦火の中、怪獣の暴走による事故によって封印指定されたらしい。

 なので、あの子、アレキサンダーが大好きだったミラちゃんが今どうしているかはわからない。


「んじゃま、行こうか、アレキサンダー」


 まるで人語を理解してるかのようなそぶりを見せるそのタキシード柄の猫は私の歩みにそろえる形でゆっくりとミラージュたちの方へと歩みを向けた。

 オンミョウジと少女二人、そして猫の夏休み。

 暑い夏の一日、特に代わり映えもしない、キラキラと(きら)めく()()()()()()()記憶。


 そして月兎の白ちゃん(わたしのティリア)は姉妹都市システィリアの都市神(としがみ)にして座敷童(ざしきわらし)月音(つきね)に。

 アレキサンダーは月影(つきかげ)と名を変え月音の守護者(ガーディアン)となった。


 それは墓に入ることも(かな)わなかった物語。


     *


 私さ、墓前で死にかけたことはあるけど酒宴ってのは初めてなんだわ。


「いやはや、あっち(テラ)だったら間違いなく炎上案件だわね」

「きいてりゅんれふゅか」

「聞いてる聞いてる」


 視線の中にはいつものククノチでの泥酔と同じくらいに酔って駄目になったアカリの姿があった。

 駄目になってる割には対魔獣用の自動防衛魔導がしっかり動いてるあたりが凄いっちゃ凄いわね。


「らいらいれふゅね、しゃりゅねぇがわるいんですよ」

「そうかもしれませんわね」


 墓場キャンプの前の焚火を囲んですっかり泥酔したアカリをちびちびと杯をすすめるシャルが適当にいなす。

 最初のころは一緒に付き合っていたリーシャと沙羅(さら)も時間が遅くなったあたりでテントの中に入り静かに寝息を立てていた。

 なんでこうなったかというと、ぶっちゃけアカリが目の前に出てきたシャルに思いっきり絡んだからとしか言いようがない。

 なんだかんだ言って憂さ貯めてたからね。

 そんでもってアカリが駄目になるのはいつものことではあるんだけどシャルまでそれに乗るとは正直思わなんだ。


「きいれまふゅかぁ」

「聞いてますわよ」


 アカリからもらった赤茶色に近いレッサーベヒーモス素材の酒杯を傾けながらシャルの頬もほんのりと染まっていた。

 その昔、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()はアカリからもらった杯にいれたシスティリア製の甘めのジュースを飲みながらそんな二人を眺めていた。


「そもそみょ、なんでっ、ひっく、つきがぎぇはおこりゅんですきゃ、ねぇ」


 そういってアカリがなでるころころと太った丸い首輪付きの怪獣姫(かいじゅうひめ)、ツチノコは野生などみじんも感じさせないだらけた姿勢で腹を見せアカリの好きなように撫でさせていた。

 ほんとえらい懐いたもんだわね。


「いや、まぁ月影が嫌がるのは当たり前なんじゃないかね」

「らぁからぁ、それはなんっ、ひっくっ、だっていってりゅんですよ」


 しゃーない、気が付いてないようなら言っておくか。


「ツチノコって『地震(じしん)』の化身なんちゃうの?」

「……優姉、それ、なんでわかったんですか」


 一気に酔いがさめたのかアカリが素面に近い口調と表情に戻ったのを見計らってから私は言葉を続ける。


「セーラの時に大体わかったからね。権能分解(けんのうぶんかい)は元の龍札(たつふだ)の文字を分解してまず一文字にしてからそこになんらかの補完をすることで二文字の権能(スキル)をつくりあげるまでがセットなんだと思う」


 セーラの場合には水子(みずこ)を分解して聖水(せいすい)女子(じょし)にしたってことはソータ師匠も似たようなもんだろうし。


「ソータ師匠がその子の中に入れたのは『地』なのまではアカリたちが言ってたからね。恐ろしき地の脅威、しかも上位となると数が限られるわな」


 地震怪獣(じしんかいじゅう)ツチノコ

 ソータ師匠らしいっちゃらしいチョイスだと思うわ。


「権能的にはそうですがそれと月影にどう関係しますか」

「ありゃ、シャルもわからんのか」

「ええ。深度上の脅威というのであれば逆にわかるのですが」


 ツチノコの深度か。


「シャル、ツチノコの深度っていくつよ」

「その子自体は深度二ですわね」


 深度一の月影よりは上か。

 まぁ、そんな気はしてたけどさ。

 カイジュウアラートもなってないしね。


「アカリは利得、シャルは合理で見すぎなんよ。そういうとこで似たもの姉妹だわね」


 私がそういうとシャルとアカリが双方の顔を見合わせてから再び私に視線を戻した。


「月影はルナティリアの前にレビィティリアの津波で死んだ猫なんよ。津波の前に起こるでしょ、地震」

「それは、テラの話では?」

「そうですよ。こっちの水の災害は地球(あっち)とは違うんですよ」


 なるほどな、二人とも大怪獣レビィアタンのことが念頭にあるんやね。

 半端に知識があるからむしろ到達できんのやね。


「仮に事前に地震がなくても津波の時には大きく揺れるんよ、大地が」


 じっと話を聞いてくれている銀髪の妹たちに私は話を続ける。

 片手にシスティリア製の飲み物を持ちながらアカリからもらった仏飯器(ぶっぱんき)を冒険者カードの収納から取り出す。

 その二つを手に持ちながらロマーニの墓の隣、アカリたちがテントを張ってお邪魔させてもらっているお隣の墓の方に歩みを進めた。


「月影は嫌なんだろね、津波そのものもそれを想起させる地震も。二人とも心を過少に見すぎなんよ」


 すっかりお邪魔させてもらってるロマーニの隣の墓。

 例によって墓の文字は私には読み取れない。

 最初は知らない文字だから読めんのかなって思ったんだけどね。


「何をなさる気ですか?」

「いやさ、なし崩し的にご迷惑かけてるからさ。一献、一緒にしてもらうかと思って」

「いや、それ仏飯器ですよ?」


 まぁ、普通は仏飯器(ぶっぱんき)に飲み物は入れんわな。

 アカリの突っ込みをスルーした私はお隣さんの墓前に仏飯器をそっと置くと果実酒を上から注いだ。

 疑似の月明かりが照らす墓所の酒宴の中、仏飯器からあふれた分がキラキラと(きら)めく。


「あー、もったいないっ! 優姉、実は酔ってませんか?」

「酒には酔ってないよ」


 ソータ師匠が作ったネットゲーム、ドラゴンプリンセス。

 その一層にはちょっとしたギミックがある。

 通常だと墓所を探すと自分の名字が刻まれた墓があってそこから二層目に入る。

 そこまではアカリたちが攻略したとおりだわね。

 それとは別にドラゴンプリンセスの一層目にはフリーワードで墓を探すというものがあった。

 ある程度先に進むとキーワードが手に入るようにできていてそのキーワードを入れると途中の階層を飛ばしてそのキーワードを拾った階層に直に飛べるようにできてた。

 よくあるショートカットの作りなんだけどさ、フリーワードってのがポイントで隠し階層やら裏階層やらもあってとにかくやってもやっても終わりが見えなかったのがあのゲームの特徴なんよね。

 それとショートカットが開く条件はもう一つ。

 ダンジョン内で手に入る遺物(いぶつ)を墓にお供えすること。


「いや、ほんと騒がしくて悪いね。その一杯は()びよ」


 私はお隣さんの読めない墓石の文字をそっと撫でなでる。

 この墓石にはゲーム内、後の階層で説明されるもう一つの特徴があるのさね。

 それは表音でのあいうえお順に並んでいるという設定。

 ならさ、ロマーニの隣にある()()()()は何だろうという話さ。


「久しぶりやね。レビィティリアは」


 私がそう言った瞬間、墓石の表面を光が下から上に駆け抜け急に文字が読めるようになった。

 それはレビィティリアというかつてあった都市の墓石。


「ま、まじか……」

「前回のカリスとの戦でレビィティリアはソータたちカリス教の怪獣によって粉砕されたと聞かされていましたが……まさか……」


 私たちがその墓石を見つめる中、不意に起き上がったツチノコがたたたっと駆け寄ってきて墓石をぺしっと叩いた。

 すると墓石がロマーニの時と同じようにゆっくりとスライドしていく。


「ははっ」


 動いたその下には前と同じく下層へと続く階段が出現した。

 それにしても『仏のお鉢』ならぬ『仏への酒杯』で開く冥界への扉ってか。


「お姉さま、その酒なのですが……」


 シャルの紫の瞳が私が注いだ鉢内の酒にくぎ付けになっていた。


「んっ? ククノチのお酒だけどなんかあったかね」

「変質しています。これは……高濃度MP含有酒ですわね。この階層でアカリ達によって倒された魔獣のMPがつぎ込まれたのかもしれません」


 マジか。

 というかもしかしなくてもこの仕組みってカリス教の大霊界と同じものか。

 酒の色も注いだ時はたしかに赤だったものが、いつの間にか透き通るような黄色へと変わっていた。


「これ、ひょっとして前に言ってたソーマかね?」

「ええ。しかもかなりの高濃度です。レオナの治療に使えますわね」


 いや、ほんとソータ師匠は性格悪いわ。

 十四層まで正攻法で攻略したレオナたちにゃ言えんわね、これ。


「月影がソータ師匠の半魂入りのツチノコを嫌がるのもわかる気がするわ」


 アカリが絶句する中、シャルが小さく口を開いた。


「お姉さま、ソータの言う『当魔窟(まくつ)の死を越えたもの』とはまさか」

「そのまさかよ」


 ここから先はレオナの攻略情報の通じない裏ダンジョンだわね。


「ソータ師匠が現地からかっぱらってきたレビィティリアの残骸が使われてるんじゃないかね、この先で。攻略出来たら魔王に認めるってさ」

「「ほんと性格が悪い」」


 偶然にも言葉が被った二人が揃って苦笑いする中、私は頭の上の偽物の月を見上げながら呟いた。


「いや、まったくだわ」


 やれやれ。

 月音や月影、リーシャには過酷な道が来たもんだこと。

 実質アカリが開いた裏ルート。

 さて、どう攻略したものかね。


「…………」


 まぁ、今日のとこはいっか。


「ツチノコ、閉じといて」


 私がそういうとスライドした墓石が再び動いて階段が閉じた。


「「なっ!?」」

「今は見なかったことにしよう。明日できることは明日に、シスもそういってる」


 いつもなら入るであろう幽子の突っ込みが入らない中、アカリが半眼で私を見つめていた。


「だってさ、深夜だしめんどいじゃん」

「なら開くなよっ!」

「いや、なんとなくいけるかなーと」

「のりで裏ダンジョン開くなよっ!」


 替わりに入ったアカリの突っ込み。

 シャルが静かだなと思ってふと見ると口元を抑えたシャルが体を震わせていた。


「「シャル(姉)?」」


 やがて墓場に静かに、けれども確実に聞こえはじめたシャルの笑い声。

 何がツボだったのかね。

 ひとしきり笑った後でシャルが小さく呟いた。


「ろくでもありませんわね」


 そりゃそうーだ。

 私のことかソータ師匠のことかわからんけど。


「つーことで墓場宴会の続き、しよっか」

「「…………………………」」

「なによ」

「優姉、空気読めって言われたことないですか」

「読めたら今ここに二人はいないさね」

「たしかに」

「えっ!? それで納得するんですか?」


 目を剥いたアカリに再び杯を傾け始めたシャルがそっと耳打ちした。


「人生諦めが肝心とも言いますわよ」

「シャル姉がそれ言いますか」


 二人の悪態をBGMに私は再びレビィティリアの墓を視界に入れた。

 人の墓ばっか作ってさ、自分のはおいておかんあたりが(ずる)いんだよ。


「……ほんっと馬鹿だよねぇ……」


 私も人のこと言えんけどさ。

 墓参りくらいさせてよ、師匠。


『おねえちゃん』


 おっと、まだ見てたんか月音。

 もう遅いから続きは明日ね。

 月影にもそう言っといて。


「……」


 視線を横に向けるといつの間にかシャルが作り上げていた実態を持ったコズミックホラー(シャルのデザイン)が鎮座していた。

 墓場まで追いかけてきた恐怖(さみしさ)がそこにあった。


「さぁ、次は私たちの冒険だ」


 明日は冒険に出かけよう(あれからにげよう)

まさかの墓場で宴会ENDです。

初期の予定ではアカリもシスティリアに戻る予定だったのですがいろいろ狂いました。


さて、お楽しみいただけましたでしょうか。

これまでの章とは変わった語りとなりましたがいかがだったでしょうか。


これにて五章終了です。


友人には人気のアカリですが、リスクをとって成果をとるため迷宮攻略に手を出しました。

邪道な魔導使いの迷宮攻略は楽しめましたか。


続きはまた章単位で溜まりましたら投稿したいと考えております。

前章と同じく当話をもって当面投稿停止とさせていただきます。

前章でも書きましたが今作以外でも書いてみたいものもいくつかありますのでそことの兼ね合いもあり、またお待たせするかもしれません。

以前も書きましたが、もうすこし緩い話とかも書いてみたいので。

シスタークエストは次章以降も路線は変わりません。


※誤字脱字訂正については随時行いたいと思います。


お読みいただき本当にありがとうございます。


ご感想等がありましたらいただければ幸いです。

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