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アカシックレコード――『用語集』2

二章で出てきた用語をまとめたものです。

★エルネスト関連


 『ヘヴンズプログラム』――現時点では謎の力。黒乃の危機に出現し、鎧を出現させた。


 『十四の(フォーティーン・)(ブレイド)』――エルネストが宿す剣を一纏めにした呼称。


 『十二番目(ミゼリコル・トゥエ)の剣(・レーヌ)』――『(クイーン)』の剣。

 ・その能力は『闘争の調停』。使用後二十四時間、全ての戦闘行為は中断、禁止される。保持者につき一度しか使えない。


 『一番目の剣(ヴィクトリア・エース)』――『(エース)』の剣。

 ・その能力は『二世界間の移動』。並行世界の間を移動できる。斬ったものを移動させることも可能。


 『十一番目(オース・オブ)の剣(・ジャック)』――『(ジャック)』の剣。

 ・その能力は『潜在能力の解放』。誰かに承認されることでしか能力を発動できない。しかし一度発動してしまえば、限界以上に身体能力を強化することができる。さながら女王に仕える騎士のように。

 ・ただし、代償が存在する。


 『ソフィ』――フィーネがアリサに向けて作った曲。『K』が『モノクローム』で演奏した曲もこれ。


 『心無き者(ホロウサイド)』――カードを失いながらも生きているエルネストの状態。

 ・見境なく周囲を殲滅する凶暴性を持っている。時間経過と共に力を増し、最終的には一体で世界を滅ぼすことのできる危険性を秘めている。

 ・カードの奪い合い、エルネスト間の殺し合いを助長させるための性質。

 ・本来のエルネストは『悪夢』という形で、カードを失い『心無き者(ホロウサイド)』に堕ちた場合にどうなるかを理解している。つまり深層意識に刷り込んでいるので、普通ならば生まれない存在。


★魔術関連


 『レッドリスト』――『組織(アセンブリー)』に危険すぎる存在だと判断された場合に記名されるリスト。

 ・このリストに記名されたものは、基本的に特殊監視対象とされ、いつでもその対象を殺せる者が傍に居る時でないと行動を許されない。


 『澪の魔術』――出現させた拳銃のトリガーを引いた指に応じて能力が変わる。拳銃を握る手によっても威力が変わり、右は通常、左は本気と決められている。

 ・『サイレンストリガー』――親指を使た場合の能力。対象を仮死状態にする。基本的には死を偽装する時に使う。

 ・『ファントムトリガー』――人差し指を使った場合の能力。様々な属性の魔術を放つことができる。いわば便利な普段使い用。ちなみに使用頻度は、氷属性のアブソリュートが高め。

 ・『インペリアルトリガー』――中指を使った場合の能力。魔力の全てを込めて放つ必殺技。

 ・『シージングトリガー』――小指を使った場合の能力。対象のマインドコントロールを行う。しかし澪の性格と相性が悪いため、普段はあまり使わず、その効力も大して強くない。


 『夜束(よつか)』――蓮が使う日本刀。切っ先から柄までその全てが黒く塗りつぶされている。実は特殊な能力を秘めているが、現在の蓮では使えずにいる。


 『刹那(せつな)』――蓮が使う日本刀。切っ先から柄までその全てが白く塗り重ねられている。別名『折無(せつな)』。その名の通り絶対に折れない性質を持っている。


 『我、黒き(シュバルツ・)刃なり(ゼクフィート)』――蓮の使う魔術。魔術の基礎である『身体能力の強化』を極限まで極めたもの。ただし蓮は魔力を自前で用意できないため、他者からの供給などがないと使えない。


 『共鳴歌(ヴィブレイド)』――スズカの使う魔術。ヴァイオリンの音色に乗せて、自らの魔力を味方に譲渡するゲームで言うところのバフ技。本来この魔術は歌をしようする。ヴァイオリンを使うのはスズカのアレンジ。


 『セラの力』――セラの身に眠るフェンリルの力を、普段は不可視化している鎖を引き千切ることで解放できる。全4フェーズ。

 『起点の鎖(フェーズ1)』――『その眼を(Open )開けなさい( Your Eyes)

 ・全体的に身体能力が強化され、耳と尻尾が生える。

 『次承の鎖(フェーズ2)』――『さあ、爪を(Rise Your)振り上げて(Claw)

 ・鋭利な牙と爪が具現化する。身体能力がさらに上昇する。

 『流転の鎖(フェーズ3)』――『魂に(Swear)誓おう( to Soul)

 ・牙と爪が少しシャープになり、魔力量が爆発的に増える。

 『終結の鎖(ラストチェーン)』――『運命さえ(Break)噛み( Your )砕くと(Fate)

 ・フェンリルとしての姿となる。この状態ではあらゆる魔力を捕食し、自らの力に転換することが可能。その強力すぎる力は『魔法使い』と『到達存在』の間に入る。ある意味では『イノセント・エゴ』に最も近い存在と言える。


 『シンクロドリーム』――レベッカの使う魔術。夢に干渉し、相手のトラウマを抉りだし再起不能にさせる技。

 ・その正体は催眠と暗示による精神干渉魔術。実際に相手の記憶を読んでいる訳ではなく、意識させずに相手から必要な情報を引き抜いている。深層意識に上下関係を刷り込むことでさながら『スタンフォード監獄実験』のように相手の精神に指向性を与えることもできる。

 ただし精神的にタフな相手、覚悟が決まりきっている相手には通用しない。


 『ダーカー』――全長二メートル弱の人型機械。両手には鎌を装備し、頭部からは銃撃が可能。動力には超高密度の魔力を使用しており、それにより複数の属性魔術の使用が可能。

 ・開発後すぐに製造禁止令が出た悪魔の機兵。動力コアは爆弾にもなるため、特攻兵器としても使用可能。頭部を切り離すことで、コアを爆発させないまま機能を停止させられる。


※『心象の具現化能力』――かつて神がとある少女に与えた力。この力を巡る騒動はとある少年によって、大いなる宿命と共に決着がつけられた。『夜束(よつか)』と『刹那(せつな)』のもとになった刀はこの力によって創られた。


★その他


 『破滅願望』――全てを失い絶望の果てにアリサ・ヴィレ・エルネストであることを捨てたソフィがウチに抱える衝動。


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