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タイムマシンに乗って

夏になると僕は 思い出す事があるんだ

忘れたくても忘れられない あの日の苦い思い出


花火見たいと君が 電話してきた日の事を

大喧嘩してから会話もなくて 久々に聞いた君の声


本当は嬉しいくせに 素直になれない僕は

その日は仕事と言って 君の誘いを断った


タイムマシンに乗って あの日の僕に戻れるのなら

きっと君に言うよ ごめん 君を愛してるって


雪が舞い散る頃 思い出す事があるんだ

誰もいない公園のベンチ 君に呼び出された夜


夜の底は白く 音のない時間が過ぎる

君は心を凍らせたまま 僕の心も冷たくする


縮まらない二人の距離 戻らない二人の時間

重ならない二人の手 もう見えない二人の明日


タイムマシンに乗って あの日の僕に戻れるのなら

必ず君に言うよ 僕は君を愛してるって

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