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25 ある夏祭りにて
今話は主人公『空』がお慕い申し上げている涼風愛優の心情を綴った詩です。
みんなと出かける夏祭りは
とても楽しくて
ついはしゃいでしまう
みんなといる時のあなたも
とても楽しそうで
見ているだけで嬉しい
私がムリ言って頼んだゲーム
あなたは一生懸命頑張って
手渡されたぬいぐるみ
今日から私の宝物
夜空に舞い散る花びらも
降りそそぐ光の華も
全部ぜんぶ宝物
この景色が素敵なだけじゃない
どこで見るかということよりも
誰と見るかが大切なこと
このまま時間が
止まってしまえばいいのに
こころの中で呟いた
また来ようね
勇気を出して言ってみたけど
聞こえないフリのあなた
でももう言わない
今度はあなたに言ってほしい
お読み下さりありがとうございました。
次話「26 駅のホームで」もよろしくお願いします!
次話は明日更新します!




