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財団職員Dクラス  作者: ポンプ
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Dクラス

scpについての小説を書いてみました。scp好きの人はもちろん、scpについてあまり知らない人にも面白く読んでもらえるように書いていきたいと思っています!

「あなた方Dクラス職員は主にscpにたいする実験への参加が主な業務内容です。また、あるscpの収用スペースの清掃なども業務内容としています。質問は許されていませんので割り振られた部屋にお帰りください。」

死刑が免れると聞き志望した死刑囚、高岡仁は、興味のないDクラス職員についての話をだらだらときいていた。

「まあ、死刑よりましか。」

そう思いながら警備兵に誘導され、Dクラス職員の宿舎に足を運んだ。

「なかなか綺麗な所だな。務所の中よりはましか。」

仁の前にはそこそこ清掃が行き届いている死刑囚がすむには勿体ないほどの宿舎が広がっていた。


「俺らがすむには勿体ない所だよなあ。」

陽気な声で話しかけてくる声の主は俺より一回りほど大きい男だった。

「あんた、番号はいくつだ?」

「D-56483。あんたは?」

「おお、同室じゃないか!俺はD-56450!よろしくな!」

俺たちDクラス職員はそれぞれ入ってきた順に番号が言い渡される。どうやらこの男は俺よりも長くここにいるらしい。

「立ち話もなんだから俺らの部屋まで一緒に行こうぜ!」

仁は半ば強引に部屋までつれていかれた。

「ここが俺らの部屋だ!覚えておけよ!」

そう言われついた部屋は3人ぐらいが住めるそこそこ大きい部屋だった。

「所であんた、何をやらかしたんだい?」

D-56450が俺の一番嫌な質問をしてきた...。

「強姦殺人...」

「ハハハハ!こいつはとんだくそやろうだ!え?何でそんなことしたんだい?」

「俺に説教垂れるつもりか?まあいいや、好きな女がいたんで無理やりやった。後は処理に困ったんで殺した。あんたは?」

「俺は放火殺人だな」

「お前もくそやろうだな」

「ハハハハ!まあそう言われるわな!」

「俺にも聞いたんだ。動機教えろよ」

「動機もくそもねえよ。金品狙って家に入ったら家主がいたんで殺した。放火した理由は死体処理だな。」

「やっぱりくそやろうだな」

「ハハハハ!よく言われる!」

死刑囚は俺みたいに暗い奴ばかりと思っていたが、こんなに明るい奴がいて俺は何故か安心していた。

読んでいただきありがとうございます。scpについての説明をいれようと思ったんですけど、最初は登場人物の説明のほうが先かなと思ったので、scpについての説明は次回やることにしました。「ハア...つっかえ!」と思ったそこの君!本当にすいません。次回は分かりやすくscpについての説明をいれようと思っています。

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