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「知らない天井だ」


そう言って目覚めた。

ラノベとかはよく読んでいたので、そう言うのはよく読んでいたのがまさか実際言うことになろうとは


起き上がって周りを見渡す。俺がいるのは教室くらいの大きさの部屋のなかで一緒に拉致?されたであろうクラスメイト、40人がいた。


一人は完全にパニックになってる女子や、一人は何故か少し期待に胸を膨らませている顔をした男子とかもいた。

少し体が熱く頭痛がしているのでそんな様子をぼさっと眺めていたら、部屋端にあったドアのカギが開くような音がして。


頭に王冠かぶった、いかにも「我が王じゃ!」と言わんばかりのじいさんが出てきた。


「おお! 成功じゃ!」

「王様 まだ意思疎通ができてません。 暫しおまちを。」

「ああ、そうであったな。だがこれで我がアテリア帝国は安泰じゃ!」


いや既にもうわかってるんですけど。何いってるかわかるんですけど

ってそうじゃなくて!なんだ?このじいさんは何をいっている?


成功?なにが?

王様?現代でも王様はいる国もあるが此処まで王様やってる国はないはずだ

アテリア帝国?世界地図ひっくり返してもそんな国はないだろう


たった3語の言葉でオーバーヒートしそうだった俺の頭を助けてくれたのはクラスメイトの質問だった。


「あの~スミマセンここは一体何処なんですか?」

質問したのは見た感じクラスで1番イケメン君だった確かサッカー部キャプテンだったような気がする。名前何だったっけ?


「ああ、そうであったな。ウオッホン!」

何だろう地味にウザイ


「君たちは私がこの世界に呼び寄せたのだ。勇者としてな!」


は?今までの悩みがすべて吹き飛び、怒りが沸いてきた。

このクソジジイは何を言っている?勇者と称してこの国子飼いの戦闘員でも作るつもりか?ふざけるな。

何が悲しくてこんなジジイの下につかなくてはならんのだ。

絶対に働きたくないでござる!!


「は?勇者とは?」

「そうなのだ。今この国は魔王軍の侵略を受け壊滅状態にある。そこでじゃ!伝説の勇者を呼び寄せ、この国を救って貰おうとしたのだ!」


ほらやっぱりじゃねえか。二度めだが。

絶対に働きたくないでござる!!!

細切れに投稿することになると思います


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