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双子の奇跡  作者: 哀歌/あいか
7/8

7話

俺が荷解きを大体終わらせて、昼からなにも食べてないことに気がついたのは、午後7時半過ぎだった。


「(あ、なにも食べてないや.....ま、いっか。)」


健康的によろしくないことを考えてると、ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴った。こんな時間に誰だろう?


「どなたですか。」


ドアをあけてみると、そこには優しそうなメガネ掛けてる人と、可愛いくてちっちゃい子(もちろん、俺より高いけど)が立っていた。


「こんばんは。俺の名前は影山(かげやま) (ゆう)。 君と同じクラスになるになる予定の風紀会役員だよ。で、こっちが、」


「僕は西木戸(にじきど) 葉流(はるう)。僕も同じく、君と同じクラスになる予定の、風紀会役員補佐だよ!! よろしくね! 君の名前は?」


「....俺は、國岡(くにおか) 和也(かずや).....」


優しそうなメガネを掛けている人が影山(かげやま) (ゆう)くんで、可愛くて優くんよりちっちゃいのが西木戸(にしきど)葉流(はるう)くん。


「わかった!和也くんね。 ねねね、夕食食べた? 食べてないのなら、カフェテリアへ行かない?」


葉流くんの提案もいいけど、問題が1つ。


「........そこ、風紀会長と先生、いる?」


「えっ? 風紀会長? うーん、彼は金曜日だけ食堂だけど、今日は日曜日だから、いないと思うよ。」


ちょっとびっくりした感じで教えてくれたのは優くん。


「先生方は先生方用のカフェテリアがあるよ。だから、変な問題起こさない限りこないと思うけど....。」


「.....わかった。いく。 中で待ってて。」


頭にはてなマークを浮かべてる二人を中にひっぱって、俺だけ奥に入って準備をする。カーディガンを羽織って、カードをもつ。


「.....じゃ、行こ?」


「あ、うん......。ね、どうして風紀会長と先生がいちゃいけないなんて気にするの?」


葉流くんが、カフェテリアまでの道を教えてくれながら、聞いてきた。 顔にはなんで、って書いてある。


「お兄ちゃん、驚かないから....」


「「は?」」


二人の声が一致した。


瞬兄(しゅんにい)、と拓兄(たくにい)は、別々に驚かすの.....」


「えっ?!風紀会長の弟なの?!」


「え、じゃあ、拓兄ってまさか.....」


「「拓也先生?!」」


葉流くんと優くんがとってもびっくりしてる。そこまでびっくりすることじゃないような気がするんだけど....


「ね、驚かす、ってことは、二人は知らないの?和也くんがこの学園にいること。」


「わかんない.....ハズ。」


(ハズ....なのか。)


聞いてきた優くんが脱力したのは、ちょこっと別の話。

















整理します。年齢は、現時点です。

主人公: 國岡(くにおか) 和也(かずや)

背の低い、未発達な子。15歳


和也兄1: 國岡(くにおか) 瞬也(しゅんや)

風紀会会長。和也の一個上。16歳。


和也兄2: 國岡(くにおか) 拓也(たくや)

学校の保険医。24歳。この学園の卒業生。


副会長: 有野(ありの) (さとし)

生徒会副会長。 16歳。


友達1: 影山(かげやま) (ゆう)

風紀会役員。15歳。


友達2: 西木戸(にしきど) 葉流(はるう)

風紀会役員補佐。15歳。プログラミングが上手。裏方。

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