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双子の奇跡  作者: 哀歌/あいか
4/8

4話

ドアを開けるとそこには先輩がいて、タッチパネル式の携帯をいじっていた。


「遅くなった..... ごめんなさい。」


「ん、大丈夫だよ。 寮の説明はちゃんと聞いたかな? カードも....うん、もらってるみたいだし、行こうか。」


「........」


そう言うと、先輩は寮に向かって歩き出した。理事長室の前から歩いたり、エレベーターで下ったりと、かれこれ15分くらいすると、寮と思われる建物の前に着いた。


「ここが寮の第2だ。パンフレットには2号棟って書いてあるんだけど、言いにくいから、みんな『第2』って言ってるよ。」


「..........第2....おっきい...」


俺がそんなこと言っているうちに先輩が、中に入るよ、と言うのでついて行った。


中はなんとも言えないほど、豪華....と言うのは嘘で、でも、それなりには豪華だった。


「さて。5階に行くにはカードが無いと、行けないのは理事長に聞いたかな? 行き方は階段とエレベーターがあって、階段は4階から5階にいくときだけカードを使って、エレベーターは専用のを使うんだ。だからカードはボタンを押したら必要だよ。......ほら、これ。四つあるうち、なんとなく違うでしょ?」


確かに1番左にあるやつは他の銀色がメインの柄に対して、所々金色が混じっている。


「......うん。ちあう。」


.....なんか口が回らなくなってきた。

先輩はエレベーターのボタンを押して、扉の開いたエレベーターのなかに入った。後を続くと、扉がしまった。


「和也くんは、どうしてこの学園に来たの? 」


「.....お兄ちゃん達を驚かすため。」


「お兄ちゃん達?ここに和也くんのお兄ちゃんがいるの?」


「うん、2人とも、かっこいい。瞬兄(しゅんにい) と、拓兄(たくにい)。」


俺がそう答えると、先輩がちょっと考え始めた。


「(國岡....? 瞬.....? そして、拓.....? )

......もしかして、瞬也風紀会長と拓也先生??」


「???瞬兄はえらい人って言ってた。拓兄は、保健室にいる先生だって。」


そう言うと、先輩がうんうん 唸り出した。 考え事かな?


(あ、あの、無情な風紀会長と、優しい第1保険医の・・・・弟?! しかも驚かすためだけに、特待生にまで?!)


ただたんに驚いていただけらしい。









なんか付け加えた方がいいタグとかありませんかねぇ......

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