1話
こんにちは。
一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします!
突然だが、みなさんは、待ち合わせ時間に人が来なかったことはないだろうか。あれほど頭に来るものはないと、俺は思う。 .....そんなことを考えながら待つこと15分。 一行に目的の人が来てくれない。
私立五ツ桜大学付属中等高等部
このとてつもなく長い名前の私立学校...(しかも男子校で、全寮制の)に編入することになった俺は、あまりにも広すぎる敷地内のために案内人が、ここで落ち合うはずだったんだが....
(場所間違えたかな?)
まぁ、あと少ししてこなかったら勝手にやっていけばいい。 それよりも、俺は自分が学校に通うことになったことに驚いていた。 というか、通うつもりはほとんどなかったし、気すらなかった。 だって、ずっと病院にいると思ったしね?
「え〜っと。國岡 和也くんで、あってるかな?」
少し考えごとをしていたら、声をかけられた。
「はい。」
「ふぅ...ごめんね、遅くなっちゃって。俺はこの学園で生徒会の副会長をしている、有野 智。これからよろしくね。」
いかにも真面目って感じの、爽やかなひとだった。 黒髪黒目で、キラキラと太陽光を反射している。...とても、優しそうな人だ。否はあちらにあるとはいえ、走ってきてくれた。 いまもまだ何となく息が荒い。まぁ、15分待たせたし(俺を)当然か?)
「よろしくお願いします。」
「校舎はここから10分ほど歩けばつくよ。あ、それとね、敬語使わなくていいよ。俺、2年生で年上だけど、敬語好きじゃないんだ。 普通にタメで話してくれてもかまわないよ。」
そう言って木漏れ日の中で微笑んだ先輩は、とても綺麗だった。
......今更だけど、先輩は俺より頭2個分くらい違うのですね。首がおかしくなりそうです。
☆ ☆
短いですねぇ...
ごめんなさい。 携帯がバグりそうで、怖くて....(言い訳)