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第二話幼馴染のシャミアに戦おうと言われた後に煽られてイラッとしたよ

 第二話幼馴染のシャミアに戦おうと言われた後に煽られてイラっとしたよ


 私とエルーカはシャミアに会うために迷宮神殿アルドスフィアに行くことにした。

 当然私たちは場所は知らないので地図を見ながらです!

 そして私たちは……迷子になりました!!

「ここどこー! ねえエルーカは知らないの?」

「分かるわけないでしょ! そもそもこの辺りいつもの依頼でも来たことないし……」

「そうだよね……私たちまだEランクだし……」

「ちょっとルカと一緒にしないでよ!私はDランク……だからまあルカがどうしてもっていうならパーティー組んでやってもいいんぞ」

「えっ何言ってるの? 私たち姉妹なんだから……というかエルーカ友達あんまりいないじゃん。私たち勇者の娘なのになんでエルーカはいつも周りの人から怖がれてるの?」

「そっそれはいつ話しかけようかって悩んで見てたら睨んでるって言われるんだよ……こっちは今か!? ううん今じゃないなって悩んで見てるだけなのに、そんなに怖がらなくても」

「大丈夫だよエルーカには私がいるじゃん!」

「そうだね(ああもう大好きって言葉じゃ抑えられない!! 愛してるでも足りないよ!! それにそんなこと言われたら……)」

「うわっ……もうエルーカそんなにニヤニヤしないで気持ち悪い」

「もっと言って! ルカになら罵倒されてもそれはもうご褒美なんだよ!!」

 いつごろからこうなったんだっけ……スミカ母さんはこんなこと話してたな。

『エルーカが三歳の時にエルーカがルカを抱っこしたい!って言って抱っこしたら……ルカのこと大好きみたいになっちゃったんだよ。だからルカはエルーカのこと嫌わないであげてね……まあ苦手ならお母さんが相手してあげるからね!!』

 なんのだよ!って私は返したけどね。

 まあそれでもエルーカにも優しいところはあるし……ちょっと面倒くさいところもあるけど、そこさえ目をつぶればいい姉だしね。お母さんが仕事の時やそれ以外でもちゃんと私の面倒見てくれるし……もう親って言ってもいいんじゃないかってほどにね。

 あっちなみに私とエルーカの年齢差は三歳だよ……だから学校を一緒に行ったがことあまりないんだ。

 エルーカが卒業したら私が入学だから……エルーカが私の卒業式にも来たんだよ……エルーカの卒業式と私の卒業式が重なった時エルーカが自分の卒業式抜け出して私の卒業式に来たから……まあとてつもなく怒られてたね。

 その時エルーカが

『だって行きたかったから……別にいいだろぉこれぐらい!』って言ってさ……私すっごく恥ずかしかったんだから!! 周りのみんなが私の方見て笑ってるんだもん!

 私の学校最後の思い出がこれなんだよ!?

 ……まあ忘れない思い出になったから感謝……はしてるよ一応ね。

 ……はっ! 今私全く関係ないことばかり話してるじゃん!!

「ねえルカ……あっちから走ってきてるのってさ……やっぱり」

挿絵(By みてみん)

「だよねぇ……はあ……ねえエルーカあそこ誰か飛んでない?」

「多分シャミアに吹き飛ばされただけなんじゃない?」

 そう、あの今走ってこっちに向かって来ているのがシャミアです。

 多分髪染めてるね。もともとは赤だったんだけど後で聞いてみよう。

 するとシャミアが走りながら叫んでいた。

「やっほーい〜やっぱり走るの楽しい!!……あの二人って?」

 そう言ってシャミアは私たちを追い越していった。

 そしてすぐに戻ってきた。

「おっとっと、ごめんごめん二人とも私急には止まれなくってさ……あれ二人はなんでここにいるの?」

 私はそうシャミアに聞かれたのでこう答えた。

「ルーナさんがシャミアが迷宮神殿アルドスフィアにいるって聞いたんだけど……もう依頼終わったの?」

 するとシャミアが自信満々に

「いやまだ終わってない!……というかまだ辿り着いてすらない迷子だ!」

 迷子なの?そもそもなんでそんな自信満々になれるの!?

 その時シャミアが面倒なことを突然言ってきた。

「なあルカ私と戦えよ! 迷いすぎてストレス……はたまらないが……とにかく戦いたいんだよ!」

 意味がわからない、なんで私が戦わないといけないの? 戦いたいならエルーカの方がいいでしょ! 私よりエルーカの方が強いんだからさ

 その時シャミアが煽ってきた。

「何私に負けるのが怖いの? 相変わらず弱虫ね(まあいつも負けてるの……私なんだけどね! 煽っておけばルカは絶対戦ってくれるし、私は今度こそルカに勝ちたいんだよ!! 本当に!)」

 イラッ

「やってやるよ! いつもみたいにこてんぱんにしてやる」

 やっぱりイラッとしたら私ちょっと口調が変わってる気がするんだよな……ってまたやってやっちゃったよなこれ、絶対シャミアの口車に乗せられた……けどもう後戻りできるけど、シャミアがどれぐらい強くなったも気になるし……まあいっか

 そして私はシャミアと戦うことになった。

 戦ったあとにでもさっきの飛ばされた人と髪を染めた理由を聞いてみよう。

 エルーカは見学だよ……絶対私をガン見するだろうけどね……あれ気が散るんだよね本当に。

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来るときにしますね

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