バブーー
バブーー。どうやら新しい人生の始まりを迎えていたようだ。俺はどうやらまた現世に生まれてきたのだろう。俺は訳あって前世の人生を持ちながら赤ちゃんとして生まれてきてしまったのだ。これは逆に捉えれば人生eazyゲームではないのか?
俺の前世では一般家庭に生まれ、両親が高学歴ということもあり、有名国立大学に進学するはずだったが、どうやら遺伝は俺には伝わらなかったようで、余裕で受験には落ち、滑り止めの大学に行った。しょうがなく行ったということもあり、学校に行くきはどんどん失せて、大学2年生の時には自主退学をした。
ついに俺は高卒という資格に成り下がってしまった。就活もしんどくなって居たので地元のブラック企業にあたらく羽目になってしまったのだ。そこからは最悪の人生だ。残業時間は200時間もあり、地下労働よりも厳しい生活をしていた。実質的に家はないようなものだ。なのに残業代は出されないという地獄の生活を送っていた。
社会人二年目のときに事件は起きた。残業3000時間目になったときに俺は急に駅のホームで倒れ込んだそうだ。救急車には運ばれたようだったが、もちろん過労死で死んだようだ。閻魔様には
「お前可哀想過ぎだから一回休め」
と言われ天国で100年くらいの有給を手にしたのだ。
そして100年後閻魔様に呼び出され
「お前もう一回人生歩んでこい」
閻魔様は寛大な方なのか、裕福な家に生まれるようにしてくれたのだ。ようやくいい人生になると思い。ウキウキしていた。そこまでが俺の前世の記憶だ。閻魔様ありがとう。とりあえず一年くらいはゆっくりねんねでもして待っているか。俺の人生逆転人生の始まりだ。
私の名前はクローヴィズ1世である。(彼は今のフランスの前身のフランク王国初代国王である)私は今在位五年目の新参の王である。父上のキルデリク1世(フランク族を統一しメロヴィング朝を開いた)のような強い国王を目指している。そして今はその見せ場と言ってはなんだが初陣に出ている。(ソワソンの戦い)
西ローマ帝国の崩壊のいざこざに紛れて勝手に領主と名乗っているものがいたので今回はその領主と覇権を取りに行っている。この初陣には多くの時間をかけて作戦をねっている。初陣で失敗してしまえば一国の国王としての恥を晒してしまうからだ。敵の軍は1万に対し我々は2万と数では有利を誇っている。だからこそ
負けられない戦いなのだ。とうとう敵の先駆隊が見えてきた。ここですべてを決める!
そして二人は入れ替わった
バブーーーーーー、