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厳選詩集

桜ぽっぽっぽっ!

作者: 白夜いくと

電車に乗ってたんだ

人が多くてつい窓を見ちゃう

そしたらね


見下ろす公園に桜ぽっぽっぽっ!

子どもたちの駆ける姿

走る電車のなか

なぜかスローモーションに見えて

聴こえないはずの声が聴こえる


きゃきゃっ

はははっ


ボールを蹴る音

大地を蹴りあげる音

風を裂く音……、


あの子たちから私は見えない

でも私からは見えている

何だか不思議ね


ガタンゴトン

ガタンゴトン


今日は揺れが穏やかだなぁ

桜ぽっぽっぽっ!

絵巻のように移動する景色


帰りは反対側に座ろうかな

そんなことを思ったよ

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― 新着の感想 ―
[一言] タイトルにもあるぽっぽっぽっ、が、桜の花が今まさにぽっと咲いたような印象を受けます。 春ですねえ。 見える景色が次々変わる様を、えまきと表現するのかまた、風流というか雅みやびというか。
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