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とある帰宅者の選択  作者: 仲仁へび
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第1話 選択前



 学校からの帰り道で、俺は立ち止まった。


 急いでいる時にかぎって、そういう事ってあるよな。


 早く家に帰って、見たいテレビ番組があるのに。ついてない。


 目の前には、工事中、の看板。


 今日工事なんてする日だっけ?


 朝通った時、看板とかなかったけど。


 そこに人はいないようだ。けれど、工事道具が散乱してる。


 ここをまっすぐつっきっていけたら、最短距離で家に帰り事ができる。


 しかし、左右にのびている道で遠回りすると、確実にテレビ番組の最初は見られなくなってしまうだろう。


 ささいな事だけれど、翌日クラスメイト達に馬鹿にされるのは嫌だ。


「お前、見てなかったのかよ~」とか「人生損してるわ~」「おしえてやるよ~」とか、腹立つよな。


 ちょっと人より物知りなだけでマウントとってくる奴とかもいるし。


 俺は、どうすべきか悩んだ。



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