Magic the Originシリーズ
当作品のキーともいえる架空のゲームの情報を某インターネット百科事典風に書いてみたものです。
読んでも読まなくても、作中に何度も登場するので大丈夫かと思います。
Magic the Originシリーズ
ジャンル RPG
開発元 トラベラーズ
発売元 トラベラーズ
主な製作者 笠井映治
塚本由紀冶
1作目 Magic the Origin
(2007年7月29日)
最新作 Magic the Origin Ⅱ
(2019年2月11日)
公式サイト トラベラーズ公式
Magic the Originシリーズ(マジック ジ オリジン シリーズ)はトラベラーズが発売しているRPGのシリーズである。公式の略称は"M t O(エム ティー オー)"だが、プレイヤーからは"オリジン"とも呼ばれている。
概要
笠井映治が初めてディレクターを務め、キャラクターデザインやシナリオまでを手がけた初のシリーズ作品である。受賞歴はなく海外での認知度は低いが、ゲームシステムの複雑さやキャラクター、ストーリーの重厚さから、国内に根強いファンを持つ。
笠井が以前から夢に見ていたという世界観やキャラクターをスケッチブックに書き溜めていたものが、塚本由紀冶の目に留まり、開発に至った。
1作目『Magic the Origin』に次ぎ、約2年後に発売された外伝作品『Magic the Origin 神々の兵器 (ドール)』以降、開発に関する情報がなくシリーズは終了したと思われていたが、2017年5月に『Magic the Origin Ⅱ』の開発が発表され、2019年2月11日の発売が決定した。
作品解説
Magic the Origin
世界に突如発現した不思議な力「魔法」の研究に身を賭し、その一端を掴んだ若き学者・ウリエルが、不吉な青い月の夜に現れた魔物・アンセーフの調査を王に命じられたことから、愛弟子たる少年・フィンと、ドラゴンの仔・ジェイドとともにオーシェント大陸を旅する。
略称はM t O、オリジンなど。文字通り、「魔法の起源」の時代を舞台にしたゲームである。プレイヤーが主に操作するのはウリエルで、メインパーティーキャラクターであるフィンやジェイドを仲間にするにも条件が発生し、条件が満たせなかった場合、仲間にすることができない仕様になっている。その他にも隠しイベントや隠れキャラクターが数多く存在するため、発売当時の攻略サイトでは日々情報が更新されていた。
Magic the Origin 神々の兵器 (ドール)
ある月光の鈍い夜。ウリエルはフィンにせがまれ、王立図書館にあった古文書の写しを読み聞かせる。それは古のオーシェント、領地の奪い合いのために神々によって造られた兵器 (ドール)が存在意義を失ってから幾百年経ち、再び目覚めたときに起きた、兵器と勇気ある者たちの戦いの記録であった。
略称はドール。Magic the Originシリーズの外伝的作品で、『M t O』の冒険の最中に、ウリエルがフィンに語った伝説のストーリーをプレイするため、『M t O』とは違い、操作キャラクターはウリエルではなく、伝説に登場し、神託を受けた6人の人物である。各章でプレイするキャラクターが異なることや、魔法ではなく特殊なアイテムを入手・使用することで兵器を停止させるというバトルシステムから、『M t O』とはまったく異なった仕様であった。笠井はこの外伝作品について、「魔法の起源へ繋がる物語」とコメントしている。
シリーズの展望
笠井は『M t OⅡ』について開発発表時、「本来は『ドール』でシリーズは完結していた」が「久々にあの夢を見て、フィンに会って、まだ続きがあったのかと思ったら開発を進めざるを得なかった」と述べていることから、『M t OⅡ』は『M t O』のその後の物語だということが予想される。
またその後の展開については、「もうシリーズが続くことはないと思っている」と発言した。
……
以上、フリー百科事典『マルペディア(○pedia)』より引用(2019年2月5日参照)。
本当は文字を青くしてみたりして「ぽさ」を出したかったのですが、できなくて諦めました…。