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099.本部へ(四)

 翔太はこんな想像をしていた。恵理は水着を全身に着るようにロボットのようになる機ぐるみで覆われているんだと。その機ぐるみの下は直接素肌なんだと。そうしなければ暑くて仕方ないじゃないかと!


 だから、いま機ぐるみを脱いだら彼女は一糸まとわぬスッポンポンの姿ではないかと・・・そう想像する方が恥ずかしくなっていた!


 「あー分かった! 鈴木君といったら、制服と同じように脱げると思っているんでしょ、この機ぐるみを!」


 そういって恵理は肩を叩いた。その力は加減しているようだったけど結構痛かった!


 「いや、その、そういうわけでなくて、どうやって着ているのかなあ、って思っていたんでさ、暑いんじゃないんかと思ってから・・・」


 何かを誤魔化すように言い訳するかのように雑な事を言ってしまった。


 「残念だね鈴木君! 私の今の姿は自分で脱ぐことが出来ないのよ! 完全に融合しているのよ、私の生身と機ぐるみはね! 融合しているから今の私の体表は外骨格なのよ! 生身の肉体は完全に内臓なのよ! ほら肺や心臓が暑がったりしないよね? それと一緒で私の生身は暑いとは思ったりしないわよ。そのように措置をうけているのよ!」

 

 そういうとメタリックなボディを翔太の前でくるっとまわって見せていた。

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