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098.本部へ(三)

 二人でとある部屋に入った。そこは簡単な応接セットのようなものとウォーククローゼットみたいなものがあった。しかし服は掛けてなかった。そこに恵理が行くと制服を脱ぎ始めた。


 「っちょ、ちょっとまってよ金城さん、服をどおして?」


 翔太は慌ててしまった。同級生で幼馴染とはいえ、恵理は女だ。彼女でもないのにハダカを見るなんて・・・そう思ったが、彼女は躊躇せず全てを脱いでクローゼットにかけてしまった。その時、目の前には完全にロボットでしか見えない彼女がいた。制服を脱いだら本当にただのメタリックボディの女性型ロボットにしか見えなかった。


 「決まっているじゃないの、ここではロボットらしくするのよ。驚かなくてもいいじゃないの? もう人間の娘の姿ではないしね、まあ機ぐるみを着ているようなものだけどね」


 恵理は翔太の前に完全にロボットのようにしかみえなくなった自分をさらしていた。


 「あのー、金城さん。聞きにくい事なんだけどーその姿でいて苦しくないの?」


 「苦しい? どういうことかしら・・・あっ、鈴木君たら暑苦しいと思っているわけなの?」


 恵理は笑いをこらえるような声を発していた。でも、その声は口からではなくどうも胸にあるスピーカーから流れているようだった。


 「だってロボットの衣装を着ているんだろ? それって! どんな構造なんか気になったけど・・・」


 「けど? どうして?」


 「女の子に質問していいものなのかなあと思って・・・」


 その時、彼女がどういう状態なのかを想像して顔が真っ赤になっていた。

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