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008.プレイ! 鋼夜叉(4)

 身体を使うゲームといえば車を運転するやつとか、スティックを手で振ったりするもの位が定番だと言える。しかし鋼夜叉はプレイヤーをコックピットではなく疑似的に機体の中に内臓にしてしまったようになる。理恵はバイザーの中がすごく熱気が籠っているのを感じていた。また体中にも熱が纏わりついている感覚がした。そう、ガイノイドの中に疑似的にいる感覚がした。


 軽い気持ちでプレイをし始めたので、制服のブラウスやスカートの上にはめたので、プレイが終わった後は汗をかいて制服にシワがよっているのは間違いなさそうだった。そんなのはずかしいなと思っていると、注意を逸らせたことでラスボスが目の前にいた!


 「きゃー!」


 理恵はおもわず左手でモニターに大写しになったラスボスの腕を振り払おうとした。すると腕に鈍い感覚があった後、ラスボスが吹き飛んでいた、


 「てめえ! なにをやるんだ! 女といえども手加減しねえぜ!」


 その言葉に横たわっていた理恵は立ち上がり、遠くに逃げようとした。すると目の前に大きな壁があった。なので登ろうとすると、これも手ごたえを感じた。この鋼夜叉のプロテクターにはプレイヤーがやろうとする行為の手ごたえが伝わってくるようだった。彼女はそれを不思議に思わなかった。とにかく切羽詰まっていたから。

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