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078.恵理改造!(三)

 恵理は自分の体内に蠢くものを感じて気色悪くなっていた。その時、身体の開口部から触手のようなモノが入り込んでいた。それは腹、胸。そして腰にズルズル入り込んでいった。


 恵理は蠢くなにかを拒否したいと思っていた時、突然、眼窩にレンズのようなものがはめられた。そして恵理の眼球を覆い視覚を変えてしまった。それまで液体の中でぼやっとしていたのが、見え方がおかしくなった。


 「ようこそ! ロボット娘システムへ! あなたの身体はナノマシーンによって機ぐるみ装着に適用させます! まず胸部の液体呼吸システムへの順応作業、消化器の栄養循環システムの挿入作業が進行中です」


 なんと目の前に文字列が現れたのだ! それは彼女の身体に施されている措置のようだった。呼吸器と消化器は機械と一体化されつつあった! なんておぞましい! そう思っていると恵理の下腹部に激痛が入った。


 「!!!!!」


 「ただいま、あなたの生殖器にナノマシーンが挿入されました。あなたがロボット娘でいるかぎり生理がきても問題ない様に処理いたします。また性交渉は不可能になりました。生殖能力は保護されます。しばらく性的興奮が続きますが問題ないです!」


 そのとき、さっき研究員七号がいっていた処女喪失の痛みが押し寄せてきた。恵理はシステムによって侵略されていた! 人間の娘としての操が奪われた!

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