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034.彼女は

 恵理はどこにでもいるような少女だったが、容姿の上はそれなりだったので、たとえば、なんとか48じゃ46なんかに似たのがいるかもしれないという感じだった。要は印象に悪く残るだけのブスでも憧れるような美女でもないというわけだ。だから俺と同じ雑魚キャラのひとりのはずだった。生身なら・・・


 「き、金城さんだとお? 1週間会わないうちに、ちょっと変わりすぎじゃねえか? それに登校しても大丈夫かよ、そんな恰好で?」


 ロボットが登校するだなんて、そういえば入院中の子供の為にロボットが代わりに登校しているなんてニュースはあったけど、目の前のロボットは一体なんなんだあ?


 「大丈夫よ! 校長先生と教育委員会に許可をもらっているから。あたいはねえ夏休みの間に生まれ変わったんだから」


 恵理を名乗るロボットはそういったが、違和感しかなかった。うちの高校の夏の制服は近隣高校でも評判の可愛らしい制服で、チェック柄のミニスカートに可愛い襟のついたワンピース。それに可愛いリボンなんだが、それを着ているロボットといえば、メタリックなボディで、なんかのヒーロー特撮作品にでも出て来るようだった。


 「生まれ変わっただと? お前改造されたのか?」


 すると恵理を名乗るロボットは僕に顔を近づけた。

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