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027.機ぐるみへの嫌悪感

 最近ではロボットが労働現場に使われることは、それほど珍しい事ではなくなっていた。もっとも、高度な業務をやらそうとすればするほど必要になるAI(人工知能)の価格も高くなるので、まだまだ人間を必要とする業務は多かった。しかし、中には人間と区別のつかないような外観を持つアンドロイドもあった。


 なのに、ネオ・ニムロッドは人間をロボットのようにしてしまう逆の方向性があった、なんで機械のようにならないといけないのだろうかと。どうも里中美咲はそんな嫌悪感を抱いていたようだ。


 「諸積の奴、あんな格好悪いブリキ人形の中身になりたいというんかい! ほんとに訳が分からんなあ。あんな機ぐるみ着せられて気持ち悪いだけだろう!」


 里中は諸積が機ぐるみに憧れを持つことが理解できないし嫌悪感を口にしていた。


 「そうだけど、いいんじゃないの? 個人の自由だろ」


 「自由? 考えてみなよ、明日学校に行ったら同級生がブリキの人形になっていました! なんて気持ち悪くねえ? あたいは気色悪いよ! それに、そのうちあたいとあんた以外がロボットになっていたら、恐いだろ! ねえ!」


 里中は教室に戻る途中で僕にそう熱弁をふるっていた。彼女は理由はその時わからなかったけど機ぐるみに嫌悪感を強く持っていたのはわかった。

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