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026.ネオ・ニムロッドたち(4)

 グレイの話だと、この町の大人たち、いや一部だけなのかもしれないが、この町の人間を機械と融合するのを容認していることになる。その首謀者は白幡なのかもしれないが、本当はもっと大きな黒幕がいるように思えた。しかしその時はまだ、その正体を現したわけではなかった。ただ、その日の課外授業で何人かが諸積のように興味を持ったのは間違いなかった。


 「それじゃあ、今日の課外授業はここまでね。後は教室に戻って。それと興味を持った人は放課後進路指導室に来てください。いいですか」


 綾先生の声が響いた。そして先生の脇にあの四体のネオ・ニムロッドたちが寄り添っていた。何を話しているのだろうかと様子を見ていたけど、先生は微笑みを浮かべているけど唇は動いていなかった。でも、ネオ・ニムロッドはなぜか相槌を打っていた。


 教室に戻るとその日は午前中までだったので、昼で帰るだけであったが、その日は異様だった。全校生徒の三分の一、とはいえおよそ五十人だが進路指導室に並んでいた。それもこれも白幡たちの実証実験とやらに興味があるっていう連中がならんでいた。しかし、その連中に不快感を抱く生徒もいた。


 「け、なんであんなブリキ人形になるのに興味があるっていうのかしらん! 気がしれねえなあ。あんなゴツゴツしたものの中に閉じ込められたら自由が利かねえだろうにな、鈴木!」


 それは柄の悪い不良のような女子生徒の里中美咲だった。

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