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025.ネオ・ニムロッドたち(3)

 諸積が憧れを重ねていたのは恐らく子供の時に見た特撮ヒーロー作品かもしれなかった。その作品の内容はよく覚えていないが、敵役の戦闘員がメタリックボディの外骨格を纏ったロボットのような姿をしていたし、正義の側にも主人公たちをサポートする同じようなロボットがいた。それらのデザインは結構カッコいいもので最近ではパチンコ台もあるぐらいだ。


 グリーンに憧れていると、諸積の横にもう一体のネオ・ニムドットがやってきた。それはグレイが基調の男性型だった。よく見ると諸積とそれほど身長差がなかった。


 「君か? うちのプロジェクトに興味がある高校生は? うちのプロジェクトは老若男女全ての階層で機ぐるみを着用してもらう社会実験なんだ。あと十日もすれば夏休みなんだろ?

 いい経験になるぜ。勉強だって教えてあげられるしね。おっと、保護者の同意書は必要だけど、ある程度の被験者手当も出るから親孝行できるし、お小遣いも増えるし」


 グレーは男性型であったが、それなりに恰好良いと思った。しかし自分が着用するのを想像すると、結構大変そうだった。外骨格の形状こそ人間に近いけど、その中に人間が入っているのが信じられないほどきつそうだったからだ。


 「そうですか? 両親に相談します」


 「そおかあ? それなら説明にうちの会社の担当者を派遣してあげるよ。それに、このプロジェクトは校長先生も市長も公認だから問題ないしね」


 グレイの説明に違和感を覚えた瞬間だった。

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