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024.ネオ・ニムロッドたち(2)
若い女の子が内臓になっていると聞いて諸積も興奮気味になった。内臓がもしかすると好みじゃないかもしれないというのにである。
「お姉ちゃん的には内臓のままでいる方がいいのですか?」
すると緑色のネオ・ニムドットは笑いながらいった。
「お姉ちゃん? まあ、私名乗っていなかったわね。内臓の本名は教えられないけど・・・とりあえずグリーンと呼んで! 今の私の名前はネオ・ニムロッド2306号機だけどね、今年製造された六番目の機体だから。あなたたちが見たことあるかしら? 駅前のお店にいた白色の機体。あれが2321号機でね、いま量産しているのよね白いのを。これから被験者が増えてきたら珍しくないかもしれないけどね」
21号機ということは、ここにいるのとキャラメルママにいるのを除いてもあと18体のネオ・ニムロッドがいるようだ。それにしても、どうなっているんだろう、白幡の会社はという疑問が湧いてきた。なんの利益があってパワードスーツを作っているのだろうかと。
「じゃあ、俺も被験者になれるのですか? なりたいなあグリーンちゃんみたいに!」
諸積は完全にグリーンに憧れているようだった。内臓の素性が分からないのに、同じ姿になりたいと思ったようだ。憧れているようだった。




