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023.ネオ・ニムロッドたち(1)

 その時話してくれたのは最初からいた緑色の女性型ネオ・ニムロッドだった。キャラメルママにいたのが白色なので別の機体を纏っているようだ。


 その彼女はその聞いた話によれば、機ぐるみタイプのパワードスーツとしては第四世代だという。第一世代はギブスのようなタイプ、第二世代は胸や関節部など剣道の防具みたいなものがついたようなタイプ、そして第三世代は全身をカバーするタイプだ。第三世代は外見がロボットのようになったが、内部に熱が籠りやすく環境が劣悪なので長期間の着用は難しかったという。


 現在の彼女が着用している第四世代は体温調整機能がついているので、二週間ぐらい連続着用していても大丈夫だという。


 「でも、二週間も着たままだったら困るじゃないのですか?」


 諸積はそういって彼女をじろじろ見ていた。彼女は自分の事を名乗らないが白幡の部下の一人のようだった。


 「ええ、私の内臓が着用するのは五回目ですけど、最初の頃は大変でしたよ。さっき見たと思いますが、ゼンタイのようなインナースーツのおかげでロボットとして暮らしていけるのですけど、脱いだ時の内臓の匂いと言いったら・・・地獄ですよ。内臓の年齢は二十三歳なのですから」


 「二十三歳ですか?」


 僕はその言葉を聞いたとき、ロボットの中に若いお姉さんがいると想像するだけで萌えていた。

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