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158.望んでいないのに

 美咲は自分の姿に複雑な感情を抱いていたが身体の方が先に機械と融合させられたことに順応していた。全身が気持ちよくなってきたのだ。適度な締め付け、そして身体の中からみなぎってくる力、そして外観。もしかすると、それは一種の洗脳みたいなものだといえた。


 機械娘に改造された時、いち早く身体は機械の一部であることを受け入れるようになっていた。特に美咲のように強制的に改造するケースを想定しているので、このような気持ちになったのかもしれない。


 姿見に映る真っ赤なガイノイドは剣舞のように舞っていた。その動きは人間だった時よりもシャープで美しかった。そのような動きが出来る事に美咲は感動すら覚えていた。しかし・・・


 「あたいわね・・・望んでいないのに・・・こんな身体になるのを! どう責任をとってくれるのよ!」


 なおも美咲は拒否反応を示していた。

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