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ルークのステータス

 カナハルムが光魔法の中級魔法を使えるようになって、2時間後。


「聖なる光よ、槍となって敵を貫け『ホーリーランス』」


 魔力を回復しながら、練習してきた光魔法は、コバルトのお腹を貫いて、消えていった。


「あ! できた、出来ました! ありがとうございます、ルークさん!」

「おう、おめでとう。それじゃ、一旦ギルドに戻って、報告してから俺の鍛冶屋に来てくれよ」

「ルークさんは、騒ぎになるから来れないですね」

「そうゆうことだ。じゃ、待ってるぞ」


 カナハルムはギルドに、ルークは自分の鍛冶屋に向かっていった。


「あ、カナハルムさん! 戻ったんですね」

「スチューナさん、はい、今戻りました。これ、ギルドカードです」


 スチューナさんにギルドカードを渡して、討伐数を確認してもらう。


「あれ? なんか多くない」

「今日は、ずっと戦ってましたからね」

「はぁ、いいな。ルーク様と一緒に入られて。これ、報酬の銀貨1枚と銅貨6枚よ」

「ありがとうございます」


 スチューナさんから報酬をもらい、ルークの鍛冶屋に戻った。


「戻りました〜!」

「おう、お帰り。どうだった?」

「銀貨1枚と銅貨6枚でした。それと、スチューナさんから羨ましがられました」

「そうか。気が向いたらだな」

「……それで」


 カナハルムが何か言いたげで、言ってもいいことなのか迷っているような雰囲気を出している。


「あ、そうだったな。俺のステータスだったな。偽装の指輪を外してと、これが俺のステータスだ」

「その指輪偽装の指輪だったんですね。そして、これが、ルークさんのステータス」

―――――

名前:ルビシャーク

年齢:3628

性別:男

種族:人族

HP:森羅万象の頂点

MP:森羅万象の頂点

筋力:森羅万象の頂点

防御:森羅万象の頂点

俊敏:森羅万象の頂点

運:森羅万象の頂点


魔術適正

火・風・水・土・光・闇

時・空間・重力・ベクトル・粒子・付与・回復・創造


固有スキル

絶体絶命


スキル

全スキル使用可能


加護

加護を付けるのもおこがましいです。でも、全ての神の加護を与えています。

―――――

 カナハルムは、ルークのステータスを見て声が出ないほど驚いている。てか、驚きすぎて気絶している。色々と情報量が多すぎたようだ。

 それから、2時間後カナハルムは目を覚ました。


「お、カル。目が覚めたか」

「……僕。驚きすぎて気絶しました?」

「多分な」

「と言うか! あのステータスはなんですか!? てか、名前があの有名な世界の守護者のルビシャークと同じって!? しかも、年齢が3000歳を超えてるって何ですか!? しかも、存在する魔法全部使えて、スキルも全部!? 加護がおかしすぎるでしょ!?」


 カナハルムは自分で驚いたことを口にしていて、また驚いてプシューと頭から煙を出してまた気絶した。


「これは、やっちまったな」


 ルークは自分が何をやらかしたのかを今頃になってようやく理解した。

少しでも面白いと思ってくれたら、ブックマークと感想、評価待ってます

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