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ルークの過去lll

ここからルークの過去編です。

 ルークがユグドラシルと出会ったのは、邪神を倒してから230年後のことであった。


「この身体になって、200年か。これからどうしようかな?」


 ルークには、邪神を倒した後、妻が出来た。彼女は、ルークが邪神を倒した人だとは知らず、一目惚れだったそうだ。

 けれど、それも遠い記憶。ルークは不老であった。それ故に、彼女一人だけを天国に行かせてしまった。そこで、ルークも死のうと考え、行動に移す前に、家の中をせめて綺麗にしようと、部屋の片付けをしていた時だ。

 ルークが、彼女の部屋の机を綺麗に片付けていると、二重底になっている引き出しを見つけた。

 なんだろうと、底を持ち上げ中を見てみると、何枚もの手紙が入っていた。


 ルークはそれを手に取り中を見てみると、彼女の遺書であった。彼女の字は老いてくるにつれて、読みづらい字に変わっていったが、この手紙の字はとても綺麗で美しかった。


―――――

 この手紙を読んでいる頃、私はこの世から去っていることでしょう。私のことを心から愛していた貴方は、その後を追ってくることでしょう。

 でも、私はまだ、やり残したことがいくつもあります。それをルークには叶えて欲しいです。

―――――


 手紙の初めにはそんなことが書いてあり、ルークはそこで、まず泣いた。

 その後も手紙を読んでいくと、ルークの正体を知った時のことが書いてあった。


―――――

 私がルークのことを知ったのは私が42歳の時でした。

 友達と食事に行っている時、とある冒険者が貴方のことについて会話していました。邪神を倒したのはルビシャークと言う男で、今は行方が知られていないと、そこで私は貴方が世界を救った人なんだと思い、惚れ直しました。

 私はその事について聞こうと思いましたが、辞めました。貴方がどこか遠くを見る時があります。きっと、その時に何かあったんだと思ったから、貴方から話してくれるのを待ってました。結局貴方からその話を聞くことは叶わなかったけどね。バカ。

―――――


 そして、その後には彼女が叶えられなかった夢がいくつも、いくつも、書いてあった。ルークはその時に生き甲斐を見つけることができた。彼女の夢を全部叶えるまで死ねないと。


 そして、そこに世界樹ユグドラシルを触りに行く。と、書かれていた。それが、ユグドラシルとルークの架け橋となった。

感動系は難しい。

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