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ブルマの詩  作者: ルーシェン
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続改訂版借金返済計画

日本の国力を見くびらんでください。

15年あれば黒字国家になれます。


12年目

国庫に30兆円の軍資金が貯まり、税収も140兆円を超える。

年金支給額が65000円(月額)に回復して、定額給付金を10兆円規模でやってみる。

原発の廃炉を推し進めて、電力は基本火力発電に頼りきりになることにする。

出生率が2.1%をこの年ついにに回復して、日本国民は救われることになった。

人口減の勢いは止まらず、医療費が減っていくので財政は意外に好調である。

賃上げに消極的であった大企業や中小企業もここにきて動いた。

3%の賃上げを行い、定額給付金と合わせて、労働者の懐は温かくなる。

飲み屋が大繁盛して、税収が1兆円増えることになる。

贅沢品も売れ始め、アメリカからの舶来品が日本でブームになることになった。

相変わらず人手不足は続き、移民の数も300万人を超えたが、日本に反抗はしてこない。

12年目の予算は歳入140兆円で、歳出が90兆円であった。

ここで長いこと国民から支持されてきた総理大臣が、収賄の罪で失脚する。(不起訴処分)

次の総理大臣はこの前総理がため込んだ財産をどう使うかに悩んだ結果、公務員の給料が上がった。

インフラ整備の老朽化対策につぎ込まれることになる。

13年目

税収は143兆円に跳ね上がっていた。

人口減で1億人にまで落ち込み、養うべき民が減ったことは財政には有利であった。

歳入143兆円で、歳出が88兆円で、55兆円の余剰金が発生する。

ここで若い世代(100万人位)が中心にゲームが売れるようになってきた。

学生服と体操服と水着の需要も増えてくる。

食料自給率が順調に回復して、63%に跳ね上がることになった。

TPPの加盟国がもたらす安い食材との競争だが、意外に国産は支持されている。

この時消費税を16%に引き上げるが、財政は健全で定額給付金も支払われているので問題ない。

税収は149兆円に膨れ上がるが、この辺が限界で、税収の伸びはここで止まった。

14年目

税収は148兆円に抑え込まれ、長年続いた好景気に水を差す結果になった。

長年続いた定額給付金が縮小され、年金生活者には月額5千が支給されることになる。

115兆円の税金が内部留保として国庫にため込まれることになったが、国民は文句を言わなかった。

ここで地震が各地で起こり、復旧作業に追われたが、財政が健全なのでびくともしなかった。

25000円まで回復していた株が、18000円になった位である。

食料自給率がついに70%を回復するが、この辺が日本の農作業の限界だろう。

内部留保のほぼ全額を使って、復旧作業を完成させてしまう。

15年目

大地震の影響で、税収が140兆円、歳出が90兆円まで膨れ上がっていた。

それでも50兆円貯まるが、日本はこのあたりから人口を回復させつつあった。

若者の人口が増え始めたのである。

出生率2.5%まで回復していた。

子供向けの商品の開発によって、業界が活性化することになる。

日本の未来は明るかった。





こんなにうまくいくならだれも苦労しないけどね。

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