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魔王はプレゼントを貰う

俺は大通りでクラルテとばったりであった。


「ヴェセル様!奇遇ですね!同じ場所を通るなんて!」

「ああ。」


城下町にはたくさんの道があり、大通りもたくさんある。

その中で出くわすのは確かにまれだ。


「私、今買い物が終わって帰るところなんですけど、ヴェセル様も一緒に帰りませんか。」

「ああ。」

「今日も可愛いもの買ってきたんですよ!見てくださいよ!」

「ああ。」

「ヴェセル様には本も買ったんですよ!」

「そうか。」


もしかしたら買った本がかぶっているかもしれない。

けれどそんな時は二回読もう。

クラルテは笑顔で話をする。

この顔を見るといつも心ほっとする。

この感じを大切にしつつ、俺はクラルテと宿に戻ることになった。


宿に戻るとクラルテが話しかけて来た。


「ヴェセル様!」

「なんだ。」

「あの、これ、プレゼントです!」

「そうか。開ける。」


俺は小包を渡された。

そして許可を得て、開ける。


中には俺が昨日見ていた風鈴があった。


「ヴェセル様?それ見てましたよね?なので気になるのかな?と思って、買っちゃいました!」

「そうか。」


クラルテは昨日の俺の行動を見ていたらしい。


プレゼントをもらったらいう言葉。


「ありがとう。」

「どういたしまして!」


こうして今日も夜は更ける。

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魔王は歩く。(改稿版)
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