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魔王はクジラを食べる

今日あと1です

エノーモスクジラを倒した。


どうやら魔物を倒すと、数分後に姿が消え、その場にアイテムをドロップするらしい。クラルテが言っていた。


「おう、今日は肉が大量だ。兄ちゃん今日の晩メシは期待してろよ!超豪華にしてやるからよ。」

「ああ。」


今日の晩御飯は超豪華らしい。


「おう、飯ができたぞ!今晩はエノーモスクジラの竜田揚げと串カツだ!」

「おお、美味しそうですね!」

「ああ。」


確かに美味しそうだ。


「では、いっただっきまーす!」

「いただきます。」


俺はエノーモスクジラの竜田揚げから食べた。

肉が柔らかくさっぱりとしていて美味しい。ほどよい酸味もいい味を出している。

続いて、エノーモスクジラの串カツ。

肉の味を残しつつソースが濃くて、これも美味しい。


クラルテを見るとエノーモスクジラを食べながらも、口角が少し上がっている。

幸せそうだ。見ているこっちも、胸の奥に何かあたたかいものが入ってくるような感じのする顔になっている。


「ごちそうさまでした!美味しかったですね!ヴェセル様!」

「ああ。」


そんな会話をしながら俺たちは甲板に出る。

夜の、真っ暗だがシルエットだけが見える水平線。

大陸のシルエットが見えることから明日には上陸できるだろう。


俺たちは楽しみにしながら夜を過ごした。

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魔王は歩く。(改稿版)
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