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今まで見てくださった皆様。

本当にありがとうございます!

私自身感慨深いですが、打ち切りです。

代わりに改稿版がありますので、下部リンクからよろしくお願いします。

side???

「あれでよかったのかなぁ。ねぇ僕はちゃんとできていたかい。」

「ちゃんとできていたわよ。もっと自信を持ちなさい。私の夫なんだから。」


とある空間で二人の男女が話をしている。

仲睦まじい夫婦のようだ。


「ああ、もうそろそろ時間がやってきてしまう。また会うのはいつ頃になるだろうか?それはとかく君はどう思う。」

「何のことを言っているのかしら?」


「君のことだからわかっているだろう?あの器のことさ。あの器は今からどれくらい埋まっていくのかなぁ。」

「もちろん。あの子がいるんだからきれいに埋まるわよ。埋まると言うよりは器の形を変えられる、そんな感じがするわ。だってあの子は私たちの子供だもの。」


「そうだね。あの器も僕があいつに頼んで無理やり作ってもらったものなんだからね。そんな簡単に割れてもらったら困るよ。あいつに僕の力をほとんど預けて作ってもらったんだから、それぐらい期待したっていいだろう。」

「そうね。そのせいであなたがこっちにあまり来れなくなってしまったのだから。あの器には期待しなくちゃね。」


「ほんとだよね。ああ、もう時間だ。じゃあまたね。愛しの君。」

「またね、愛しのあなた。」


それを最後に、その場に音を立てるものはいなくなった。

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魔王は歩く。(改稿版)
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