表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/122

クラルテは慌てる

あれから数日経ちました。


ヴェセル様とプロミネさんとは別に散策して、パワーストーンというものを買ったりしました。


そしてまた数日後...

外が少し賑わっています。

賑わうというよりかは喧騒といった感じです。

一体どうしたのでしょうか?


私たちは宿の外に出て、周りの様子を伺います。

周りの様子を伺わなくてもヴェセル様たちには喧騒の理由がわかったようです。

全く、私の身長がもう少し高ければ!

そう思わずに入られません。


近くに行くと、そこには何かになぎ倒されたような家がたくさんあります。


直してあげたい。

でも、私の属性だと外装は創れても内装までは細かく創ることができません…

というよりも大きなものを作る時は時間がかかりすぎてしまいます...


私はついついヴェセル様に助けを求めるような視線を送ってしまいます。

ヴェセル様は少し困ったような顔をしましたが、なんとか魔法を使う気になってくれたようです。

ヴェセル様が魔法を行使します。


ニョキッズゴゴゴゴ


あわわ!

ヴェセル様に頼んだ私が馬鹿だったのかもしれません。

今私の目の前にあるのは、ピスカ山、私の家の裏にある大きな山でよく見かける大木が生えました!


ヴェセル様はまだ魔法を使いそうな勢いです!

止めないと!

私は必死にヴェセル様に伝えようとします。


もういいですよ、と。


しかしヴェセル様は集中しているのか、こちらを向きません。

そして、魔法を使いました。


ニョキズゴゴゴゴ

ニョキズゴゴゴ...


木が計10本になりました...

一応中に住めるように樹洞はあります。

ですが、普通の人はあんな家に住もうとは思わないです!


はあ...

これはガテツの長、固定の勇者様に謝りに行くしかありませんね...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブックマークや評価、感想など‬ 是非よろしくお願いします。‬

魔王は歩く。(改稿版)
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ