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魔王はガテツに入る


俺たちは鍛冶都市ガテツに入った。


「わあ!すごいですね。山を丸ごと都市にしているだけあって、広くて大きいです。」


クラルテが興奮している。

少し俺も嬉しい。


「そうさね。あたしも最初はびっくりしたもんさ。」

「ふむ。」


ガテツの中は綺麗だった。

天井には光を発する鉱物があり、山の中とは思えないほどに明るく、鉱物自体もキラキラ乱反射しており、天井が少し眩しい。

天井の下、地上にはたくさんの建物があり、山の中とは思えない。

舗装された路地、規則正しく並ぶ住居など、サディスの城下町とはまた違った趣がある。


それはそうと、ガテツは鍛冶都市。

鉱物自体もここで発掘される。

だが山を掘るのではなく、地面を下向きに斜めに掘っている。

だが落盤の心配はない。


固定の勇者がいるからだ。

なので固定の勇者がこのガテツの王と言っても過言ではない。

そこまでに偉大な存在なのだ。


もちろん鉱物を創造する魔法の属性もある。だがそればかりに頼ることも、憚られる。

鍛冶都市は鉱物のできる速度が尋常ではあり得ないほどに早いため、魔法もいらないとか。


「早く鍛冶の魔法を見たいですね!」


そして目的はここへ来ることだけではない。

鍛冶都市でしかできないことをする。

旅なのだから楽しまないとですね、とはクラルテ談だ。


なのでここですることは多くある、ということである。

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魔王は歩く。(改稿版)
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