遺伝子の記憶
北海道にて産まれ
直ぐに トラックに揺られ
栃木へと越していき
関西へと移り
済むようになりましたが
小学生の頃に ここまで
親族が多い事
先祖が居るということ
何も知らず
親父が よく
お前は 島津の子だから
もっとしっかりしろ
気張れ 気張れ と
鹿児島弁で 言われたものでした
私も少しずつ成長して行った頃
ずっと気になっていた
島津とは何か?
電話にて祖母に聞きました
系図があるから
次また 会うときに
宮崎から持っていきますね と
訛りのある声で 私に言い
小学生の頃に 家系図という物を
手にしましたが
家系図の存在を知らなかった
小学生の低学年 1年生の頃
まだバブル時代という言葉がなかった頃
両親は共働きだったので
外食は多かったように思います
今は ありませんが
ステーキレストランへ行ったり
回転寿司屋というのが無かったので
寿司屋に行ったり と
帰りには 本屋に立ち寄り
普通なら漫画の本とかを選びますが
私は いつしか 戦争の本を手にして
それを親に買って貰ったり
徳川家康の本、豊臣秀吉の本
二つを手にし
徳川家康は 昔から嫌いだから
と親にいい
豊臣秀吉の本を 親に買ってもらいましたが
そして 何故あの日に
徳川家康が 昔から嫌いだから
豊臣秀吉の本を手にしたのか
そんな疑問をずっと抱えて居ました。