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真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第八集〜第十三集

TINAMIに投稿していた小ネタ集をまとめました。


本編の続き、出来れば今週中に仕上げたいと思っています。

真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第八集


51:クイズ『これは何の音?』


リンダ「……ティロリ、ティロリ、ティロリ」


一 刀「ポテトが揚がる音!」

リンダ「正解っ!」

アキラ「あーっ、分かったのに!」

ヤナギ「これで互いに同点ですね……」



クルミ「みんな楽しそうじゃん」

アオイ「……完全に学生の悪ふざけだな」




52:回り込まれた


紫 苑「あるんですね?」

アキラ「いや、あるとかないとかじゃなくてですね……」



紫 苑「あ・る・ん・で・す・ね?」


アキラ「ハイッ! あります!!」




53:結果オーライ


アキラ「あるにはあるんですが、丸薬とかじゃなくて液体なんですよ。だからどれだけ飲んだか、それと大人か子供かで効果が変わってくるんです」

紫 苑「といいますと?」

アキラ「例えば大人が飲む量の薬を子供に飲ませたら、効果が強すぎて毒になりかねないでしょ?」

紫 苑「なるほど」



アキラ「なので、どれだけ若くなりたいか。そしてどんな人間が飲むのか。それをこちらが把握して処方しないといけないんです。だから易々とお渡しできないんです」

紫 苑「はあ」

アキラ「ですからこちらの書類にですね、いろいろ記入して貰わなきゃいけないんです。お名前と、どれだけ若返りたいか、あとご年齢も記入してください。それで薬の量を計算しますので……って、アレ? 黄忠さん? 黄忠さーん! どこ行ったんですかー? 黄忠さーん……」




54:互いのこだわり(結婚式騒動後日談:蜀編)


耕 作「良いか。黒髪は日本女性が生まれ持つ、美しさの証なのだ。それに加え関雲長殿には凛とした強さもある。その美しさが映えるのは和装に決まっているだろう……!」

泉 美「ここは日本ではありませんよ。それに愛紗ちゃんには恰好の良さもあります。それを押さえつけてしまう和装よりも、華やかで柔らかい印象のあるドレスの方が似合っていると思いますよ……」




一 刀「どっちも譲らないな……。どう思う、愛紗?」

愛 紗「嬉しいやら、恥ずかしいやら……」




55:切実です(結婚式騒動後日談:呉編)


明 命「胸が大きくなる“どれす”というのは無いのでしょうか……?」

佳 乃「矯正下着でそう見えるかもしれませんけど、本当に大きくなるかは……」

明 命「ハァ~。そうですか~……」




思 春「…………」


燎 一(…………見なかったことにしよう)




56:影の人気度ゆえに(結婚式騒動後日談:その他陣営編)


佳 乃「白蓮お姉ちゃんなら、こういう服が似合うんじゃないかな?」

泉 美「髪も下ろしてみたら、印象も違うんじゃないかしら?」

耕 作「これはどうもイマイチだな……。だが一応候補として……」

燎 一「……って白蓮、さん? 何で泣いているんですか!?」


白 蓮「こうして構ってもらう事なんて、あまり無かったから……。夢じゃないかと思ってしまって」



一 刀「みんなそんな目で見ないで。実際考えたら、沢山の女性の相手って大変なんだから」




57:親近感


秋 蘭「お前は私に対しては親しげに話しかけてくれるが、何か理由でもあるのか?」


佳 乃「妹としての苦労が、何となく似ているような気がして」



秋 蘭「まあ、それも案外楽しいものだぞ」

佳 乃「……秋蘭お姉ちゃんには、まだまだ追いつけないかも」




58:ある意味普通


アキラ「逆のことを考えてみたんです。史実と同じように武将の皆さんは男性、で北郷一刀さんが女性だったら。と」




アキラ「でも性別が変わっただけで、結果は今とほとんど変わらない気がするんですよね」

一 刀「たぶん、探せばそういうのあるよ。何かしらね」




真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第九集


59:全員の前で、言ってみました


泉 美「皆に報告があるの…………。子供が出来たみたいなの」




泉 美「ごめんなさい……。ほんの冗談のつもりだったのに、こんなに慌て出すなんて思わなかったわ……」




60:てんやわんや、でも予定調和


燎 一「冗談が過ぎるぞ、泉美。お茶を吹き出したり、叫び出したり、暴れ出したり……。皆さん、狼狽えてしまったじゃないか」




一 刀「そして何で俺が愛紗とかに痛めつけられたんだ?」




61:この後華佗に預けられました


アキラ「どうっすか、これ? 懐かしいでしょ?」

一 刀「これは……。人体模型、だな」

アキラ「その通りっす! 通販カタログ眺めてたら目に入って、そのまま衝動買いっすよ!」




一 刀「……で。その顔はどうしたの?」

アキラ「これを見た孫登さんが泣いて。その罰で孫権さんと甘寧さんから」

一 刀「左右一発ずつ殴られたのか」




62:もしも、サオトメ先生的なキャラだと(一刀の家族編)


佳 乃「妹はキャラじゃないんです! 私はリアル妹なんです! 妹キャラが何人もいるとかあり得ないんですけど!」


泉 美「カズ君の寝台の下の艶本、愛紗ちゃんに渡しておいたから」


燎 一「息子の息子はきちんと息子してます!!」


耕 作「出番が少なーい!!」


一 刀「これが俺の家族だー!!」




63:地味に続いたあの話、一旦終了


泉 美「同じ女性ですから、気持ちは分からないでもありません。ですが人の上に立つ人物として、あまりはしたない行動はとらないでください。そもそも美しさは永遠ではありません。儚さが内包されているからこそ、輝くんですよ。それに若さだけが美しさの基準では……」




璃 々「なんでおかーさん怒られてるんだろー……?」




64:まさに死線


アキラ「……今夜中に終わらせなきゃいけない仕事があるんです」

一 刀「それで愛紗に頼みがあるんだってさ」

愛 紗「私に出来ることなら……」

アキラ「料理を作ってほしいんです」

愛 紗「夜食を作れというのか?」

アキラ「いいえ、眠気覚ましです。関羽さんの作る料理の不味さなら、眠気なんて吹っ飛ぶ……」




アキラ「まあ、結果オーライっすよね。この傷の痛さなら、流石に眠れないっすよ」


一 刀「なんで俺まで殴られんだよ……」




65:何か似た話をどこかで聞いたような気がするけど、とりあえず挙げてみる


 星 「……吸血鬼、ですと?」

一 刀「ああ。天の国にある創作話に出てくる怪物なんだ」

佳 乃「夜な夜な街に現れては、若い女性の生き血を吸って生きる、男性の姿をした怪物なんです」

クルミ「弱点は太陽の光とか、ニンニクとかいろいろあるけど。まあ、諸説入り乱れているかな~」


 星 「ふむ……。すると主は、その吸血鬼に近しい。ということになりますな」

一 刀「……女性に手を出すところが似てるってんだろ」




 星 「いやいや。数多の女子の純潔、いや“純血”を奪ってきた……。いや破ったと言うほうが……」

クルミ「アウトー!! それアウトでーす!!」


一 刀「えっ、それどっちがアウトなの? 発言なの? 俺なの?」

佳 乃「それを訊くのもアウトだと思うよ……?」




66:違うところと言えば


 星 「しかし主は昼夜構わず襲いますからな。そこは我らも適わぬところで」




三 人「まだ言いますか」




真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第十集


67:ええ、そりゃもう壮絶な


アキラ「あなたが北郷一刀さんを邪険にするのは、大好きな人を取られそうだから……。でもそれだけの理由じゃないはずです。自分にもっと構ってほしいから。でも自分は素直に好意を示せないから。言わば好意の裏返しなんですよね?」




アキラ「……という話を陳宮さんにしたんです」

一 刀「……で。今俺の目の前で股間を押さえて、うずくまって地べたに寝ていると」




68:何年か経っても通じない


アオイ「この時代に電灯はありませんし……」

クルミ「李典さんなら作れそうだけど、それが広まるとは限らないし……」

一 刀「第一、感覚が伝わらないかもしれないね……」


アオイ「代用するとなると……。やはり“馬”ですか」

クルミ「とすると、電灯は“いななき”かな……」

一 刀「じゃあ、整理してみると」




アオイ「……“馬のいななき五回が愛の言葉の印”」

クルミ「語呂悪いしムードがない」

一 刀「カラオケ導入は、まだまだ先か」




69:ある意味変わらない感情


クルミ「でも馬って発情したらいななくから、合ってるんじゃない?」

アオイ「生々しすぎる」


クルミ「というわけで、馬超さんに訊いてきまーす!」

一 刀「止めたげて。というか、何が“というわけで”なの?」





70:酔っ払いの告白


白 蓮「私だってな、ちゃんと勉強してるんだ!」

一 刀「うん、知ってるよ」

白 蓮「いろいろな料理だって、お前の母親から教わっているんだ!」

一 刀「うん、母さんから聞いてるよ」

白 蓮「私が言うのもなんだが、“白蓮ちゃん、覚えるのが上手ね”って誉められたりしてるんだぞ!」

一 刀「それも母さんから聞いてるよ」




白 蓮「なのに、お前の友だと言う男は何だ! “面白味がありませんねぇ”だとか言うんだぞ!?」

一 刀「……それは仕方ないと思う」




71:言わぬが花?



一 刀「味に関して何も聞いていないのは、母さんの優しさなんだろうか?」




72:この後一刀母に以下略


クルミ「本当はさ。“別れた後も、カズ兄ちゃんに私のことを覚えておいてほしいの”とか言ってさ、抱かれたい願望とかあるんじゃないの?」




クルミ「ごめんなさい。私が悪うございました。謝りますから、そんな哀れむような目で見ないで」




73:結局訊いたみたいです


 翠 「ごごごご主人様…………。あああの話ってさ、つつつまり、その……。とととと遠回しに、アアアアタシと…………!!」




クルミ「そのあと二人は滅茶苦茶セッ……」

一 刀「してないよ」

クルミ「してないの!?」

一 刀「何で泣くんだよ!?」




真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第十一集


74:見せた誰かが攻撃、破壊、以下略


アキラ「これ、何に見えます?」

一 刀「……オセロ盤、かな」

アキラ「半分ほどは正解っす。もう半分は、駒がこの時代の人……。それも貴方に関係ある人なんすよ」

一 刀「そう言われれば、みんなに似ている駒があるな。何か指人形みたいだ」

アキラ「これは皆さんがどこにいるか判る装置っす。誰かの駒をこの盤の中心に置いて、横のボタンを押す……。するとその人から、誰がどのくらい離れているか。どの場所にいるか。それが一目で分かるんですよ」

一 刀「なんか恋愛ゲームのマップみたいだな」

アキラ「そういう機能もありますよ。試しに貴方と皆さんとの心の距離を測ってみたら、全員が同じ距離に。しかも相思相愛という結果だったんすよ」




一 刀「……で。俺の足下に散らばっているのは?」

アキラ「……貴方の駒“だった”ものです」

一 刀「粉々かよ」




75:理論上はそうなる


 凪 「隊長以外はカボチャと一緒です!」



佳 乃「……じゃあ、私も……ですか?」

泉 美「あら、私もかしら?」

燎 一「私も、でしょうか?」

耕 作「ほう。ではワシも、そうなりますな……?」



 凪 「…………隊長ぉ」

一 刀「大丈夫だって。皆からかっているだけだから。ああっ! 泣いちゃったよ! どうすんだよ、これ!?」




76:突く前に蛇がいた


アキラ「……ちょっと、こっちに来てください」

一 刀「コソコソしてどうしたの……?」

アキラ「……これ。人の年齢が判る装置なんです」

一 刀「マジで……!?」

アキラ「マジっす! 他の皆さんにも、主任たちにも内緒で取り寄せたんです……!」




アキラ「そんな装置が……今、射抜かれましたね」

一 刀「……粉々かよ」




77:……ノーコメントで


ヤナギ「この作品の登場人物は全員18歳以上です……」

一 刀「いきなりどうしたの?」

ヤナギ「しかしそう考えると。貴方と女性方の愛の結晶である、娘さんたちの年齢の説明がつきません! ていうか黄忠様の娘さんの説明つかなくない!? ねえ、そこらへんどうよ!? どうなのよ!?」


アオイ「主任を取り押さえてください! 孫策さまにお酒を飲まされたんです!」

一 刀「……泣いちゃったよ、この人」




78:異常も見方を変えれば正常


一 刀「二人ってさ、年齢っていくつなの」


クルミ「あたしはリンダっちと同期なんだけど、年はあたしの方が二つ下なんだよねー」

アオイ「私はアキラさんと同期ですが、私の年齢はクルミの一つ上です」



一 刀「……何だか頭の体操みたいな言い方だな。というか年齢明確に出来ないこの世界が、すごくもどかしい」




79:度が過ぎた


秋 蘭「姉者が、お前に相談があるらしい」

ヤナギ「……私でよろしければ」

春 蘭「……私は、本当に馬鹿なのか?」


ヤナギ「いえ。私はそう思いません」

春 蘭「ほ、本当か!?」

ヤナギ「はい。学があることと頭が良いこととは別物です。それを必要な時に活かしてこそ、初めてその知能が優れていると認められるのです。貴女は武に優れています。体をどう動かすのかを頭の中で構築できても、それがそのまま出来るかというのは、やはり別問題なんです。そう考えれば、貴女は武に対しての機転が利くと言い表せることができ……」



秋 蘭「もういいだろう。姉者が頭と口から煙を噴いているから止めてくれ」




真・恋姫†無双~絆創公~ 微小話第十二集


80:好奇心


真 桜「……なあ、ええやん。少しの間だけなんやし」

アキラ「ダ、ダメです!……」

真 桜「悪いようにはせーへんて……。なあ、頼むわ……」

アキラ「い、いくら貴女の頼みとはいえ、こればかりは……!」




真 桜「ええやんか。アキラの持っとるその箱の中身、ちょーっとでええから見たいんや……!」

アキラ「いやー! やめてー! 壊される! 壊されちゃうー!」


一 刀「楽しそうだな」




81:中間ぐらいでいいんじゃ? by一刀



佳 乃「私のお姉ちゃんとして……。それとも猫ちゃんとして……。美以お姉ちゃんには、どう接すれば良いのかな?」




82:無いと決めつけることが、進歩の一番の障害


リンダ「小さい頃は異次元なんて物は存在しないとか思ってました」

アオイ「我々の仕事や役目を考えたら、何を今さらと仰るかもしれませんが」

リンダ「しかし、人間には無限の可能性と力を秘めている。それを教えられたような気もしますがねぇ」




流 琉「……料理を食べる季衣や、鍛練を終えた私を見て、そう感じたと言っていたんですが……。どういう意味ですか?」


一 刀「それは天の国の住人、全ての意見に匹敵する話ってことだ」




83:中に誰もいないけど、中に誰かいる話


白 蓮「おっ、天和」

天 和「あっ、白蓮さん。こんにちは~」



アキラ「あの二人が出会うとヒヤヒヤするのは僕だけっすかね?」

一 刀「だと思うよ」

アキラ「……まあ、腹刺されないように気をつけてください」

一 刀「なんでっ!?」




84:ついでに私も by七乃


美 羽「妾は蜂蜜水を飲むのを控えようと思うとるのじゃ」

泉 美「あら。どうして? 美羽ちゃんが一番好きな物なんじゃなかったの?」



美 羽「主様の家族と話すほうが、少し楽しくなってきたのじゃ」




美 羽「そのあと強く抱きしめられて、苦しいやら嬉しいやらで大変だったのじゃ……」

一 刀「ごめん。俺も抱きしめて良いか?」




85:頑張れ正直者


冥 琳「私の教え方は、解りにくいか? すべてお前の身になっているのだろうか?」

佳 乃「はい。大丈夫ですよ」


 穏 「私はどうですか~? ちゃんと教えられていますか~?」

佳 乃「……ハイ、大丈夫ですよ?」



冥 琳「良くも悪くも、お前は正直だな……」




86:立って折れた


沙 和「隊長のお母さんって、あんまりオシャレしないのー?」

泉 美「うーん。そんなことないけど、あまり似合う服が見当たらなくて……」

沙 和「えーっ、そんなこと無いの。 隊長のお母さん、沙和が着るような服も似合うと思うんだけど……?」

泉 美「フフッ。そう言ってくれるのは嬉しいんだけど。でも、服を着るにも相応ってあると思うの。この年になって着られる服は少ないかもしれないけど……。でも、その服が似合うような大人になれたって思えば、その方が嬉しかったりするものなのよ?」




アキラ「聞きましたかー、今何か折れた音をさせた皆さーん! ありがたーい御言葉出ましたよー!」

一 刀「さーて、今度は何が来るのかなー。楽しみだなー」




真・恋姫†無双〜絆創公〜 微小話第十三集



87:正解は多数ある(友人達にも確認済み)


泉 美「艶本を見つけたらどうするの?」


愛 紗「問い詰めます」

桂 花「蔑む」

蒲公英「焼く?」


泉 美「えーと。とりあえず見なかったことにして、元あったところに戻しましょう」


一 刀「みんな凄い驚いてる。というか、何で母さんはその話をしているの?」

 穏 「興奮するのはダメですか〜?」

一 刀「うん。穏は母さんから、特別に講義を受けよう」




88:母は何でも知っている


泉 美「男の子はね、艶本は誰でも持っているものなの。それに、このことに関しては母親に触れられたくないことなの。たとえ知っていたとしても、見て見ぬ振りをしてあげましょう」



愛 紗「ご主人様がさめざめと泣いているのも、触れてはいけないのでしょうか?」




89:正直いろいろとびっくりしています(ヒント:英雄)


アキラ「口癖がカブったー! でも、可愛いからあちらさんの勝ちー!」

クルミ「ま、アレだよね。アタシみたいなキャラなんて、そんな珍しいモンでもないし。そうだよ、落ち込むことなんてなんにも……シクシク」

ヤナギ「……怖い。次は誰が出てくるんだ?」

リンダ「……ですねぇ」



一 刀「何の話してんの?」

アオイ「お察しください」




90:あの壮絶に豪快な御方


泉 美「もう少し待っていたら、私たちが会えたはずの女の子もたくさんいたのかしら。でもそうだとしたら、立場が少し複雑な人もいるわよね?」


一 刀「だから何の話?」




91:呂布さんに近づけば、一発ですよ? byアキラ


一 刀「結構痛い目に合っているよね?」

アキラ「まあ、そうっすね」


一 刀「何でだろう。俺自身がが痛い目に合わないのが、物悲しいと思ってしまうんだ」

アキラ「ある意味贅沢な悩みっすね」




92:遠くで聞こえる雄叫びが


アキラ「そんな話の後ですが、この薬をご覧ください」

一 刀「……はいはい。これはどんな効果があるの?」

アキラ「これは一種の鎮静剤です。何か体質的に悩みがある方が服用すれば、一時的にそれを抑えられるんです」

一 刀「へえー。これは結構実用的じゃないか」


アキラ「正式名称は長ったらしいんですが、通称は“没個性”です」

一 刀「約一名が黙っていないぞ?」




93:ゴングが鳴り響く


一 刀「で、もう誰か服用したの?」

アキラ「ええ、何名か。ただ、これには副作用があるんです」

一 刀「……何か嫌な予感」

アキラ「この薬の効き目が切れたとき、それまで抑えていた分が数十倍以上になって襲いかかってくるんです」

一 刀「……誰に渡したの」

アキラ「二人だけです。一人は……」



兵 士「た、大変だー! 郭嘉さまが大量の鼻血を噴射させているぞー!」



一 刀「なるほど、もう一人もわかったよ。俺はこれから、書庫のほうから聞こえてきた地響きと荒い息から全力で逃げればいいんだな」

アキラ「立ち向かおうとはしないんすね」


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