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{完結済み}{累計2.5万PVTHX!} 異世界に飛ばされ、そこでのんびり暮らすことにします。  作者: 猫こんた
4章 またーりしようよ

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96話 のんびり暮らすつもりが

私はホッカホカな体で外に出た、そこにはリチャードさんがいた。

「湯気が出ているが、風呂から上がったばかりなのか」

「そうだよ、それで、何の用事よ」

「単刀直入に言う、リーリッヒ神という名、知っているであろう」

「そうだね、あなたが元居た国ではそんな神を崇めていたね」

「だがな、我は崇めていなかった、我はスーデ神という物を崇拝している、つまり我は異教徒、下の者は我を排除しようと考えていた」

「スーデ神って、どなた?」

「ああ、その話はまだだったな、生と死を司る神だ」

「生と死を司るのね……どこにいるの?」

「馬鹿者が、神はこの地上にはいないんだ」

「へぇ、いないんだ、ならそこにいる知らない人は?」

私は後ろに指をさした、そこには明らかにこの地の服装ではない人がいた。

「なっ……」

リチャードさんはその人に跪いた。

「リチャード、お前に忠告だ、リーリッヒ神には気を付けるんだ、それにそこの青二才、お前はあの吸血鬼と同じ匂いがする、こいつについて行ってやれ」

その声は私たちを心配しての事だった。

「はい、わかりました……」

「私、穏便に過ごしたいんですけど」

「……時間はない、黒いローブの集団を殺せ、いいな」

そうしてその人は消えていった。

「……何言ってんだ!!!」

「えっ、何を?」

「あの方はスーデ神なんだぞ!?」

「へぇ……そうなんだぁ」

「まぁいい、見かけ次第、ぶっ潰してくれ」

そうしてリチャードさんは森の中に消えていった。

「……あの人、綺麗だったなぁ」

私はそんなことを思い、弓の手入れをした。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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