92話 隕石
翌朝、起き上がると私はベッドの上にいた。
「あれ……オフトゥンで寝ていたような気がするけど……」
よく見るとベッドが横に伸びていた。
「まぁいいや、外でも見て見るか」
私は窓から外を見た、そこには、隕石が数キロ先に突き刺さっていた。
「あれ……前々からあったっけな、あの隕石」
私は一人で隕石の近くに向かった、どうやら火が点いている、今日か昨日ぐらいで墜ちてきたんだろうな。
「あれは……結晶……いや、魔物だな」
そう言えば、あの魔物の総称、何にしようか……
「隕石……アトミック、違うな、スター……これも違う」
そうこう言っている内に私に気が付いた魔物たちが走ってくる。
「うひぃ~」
私は時を止めた、こいつらの事をクリスタルズと呼ぶことにした。
(クリスタルズは私を発見したら追ってきた、それに多い、と言うことはクリスタルズは宇宙から来たってことになる)
そう考えている内に、私の目には黒いローブを羽織った人が見えた。
(絶対あいつが犯人だろ!?犯人みたいな立ち振る舞いだし!?)
私は時を止めている内にそいつに近寄った。
「もしもーし」
話しかけても反応はなかった。
「……ん?」
(こいつにはクリスタルズが敵対していない、見えてないのか……?)
私はその黒ローブの人に弓を放った。
「むっ」
黒ローブの人は矢をすんでのところで弾き飛ばした。
(なっ……弾き飛ばしやがった……)
そして私は距離を置いた。
「一体誰なんだ、それを答えなければ、攻撃を続ける」
「ただこの隕石を見に来ただけど、ほっておいてくれ」
「そうか、見物客か、見ろ、だがこの周辺で悪さをしたら、許さない」
そうして私は木を伝って家に戻った。
(しかし、敵か味方か、分からないな……)
そしてこの出来事が後に大変なことを起こすことになる。




