89話 勇者の息子
私とクイネルさんはマリーさんの家の前に着いた。
「もしもーし、いますかー?」
私は玄関のドアをノックした。出てきたのは男の人だった、普通の体型だがただならぬ気配がする、
「あの……どなたですか?」
「マリーさんの友達です」
「今日来客は来るって言う連絡はなかったけど……さてはマリー」
その時、後ろからマリーさんが飛んできた。
「えっ、えっ」
「いや……これは違うんだ」
「どうしてイチカが来てるの?それにダークエルフも……」
「クイネルだ、よろしく」
「マリー、この人たち、友達なの?」
「友達ほどではないね、でも知り合い以上……かな」
そして家に上がり、紅茶を出してくれた。
「それで、どうして私の家に?」
「前家に行ったときどうしてこの人はいなかったの?」
「僕は学び舎で働いてるからね……昼間はいないんだ」
容姿からすれば、20歳ぐらいの人だった。
「学び舎ねぇ……元の世界だと学校か……」
「学校……その表現もありだな」
そして私は街をぶらりと歩いた。
「そういえば、マリーさんの夫って、妙なオーラをまとっていたんだけど、あれってなんだろう?」
「ああ、勇者の匂いがこびりついてるんだね。話は変わるけど、勇者と吸血鬼の子供、どんな能力持ってると思う?」
「うーん、吸血鬼の能力を受け継いで、飛べる、そして勇者という使命があるっていう奴なのかな……?」
「勇者しか使えない能力と吸血鬼しか使えない能力が使えるんだ、魔法はわからない」
そうして私はまんじゅうを買って、マリーさんと別れ、家に帰っていった。
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